こんにゃく麺を冷凍して食ったら食感が変わる、コシが出る、とか言うネットデマは、マジで友愛されて欲しい

今まで、幾つかの「こんにゃく麺」を試してきたが、昔の「糸こんにゃくそのまま」という雑な「こんにゃく麺」は減りつつあり、味覚の面ではかなりの向上が進んでいると思っている。
一方で、どうしてもコシや粘りの面で、「こんにゃく麺」は越えられない壁を持っており、そこが不満だった*1ため、どうしても「こんにゃく麺」は、「ダイエットの為に無理して食べなければならない苦行食品」というイメージが消えなかった。
そんな時、「こんにゃく麺を冷凍すると、食感が変わる、コシが出る、スープを吸いやすくなる」というネット記事に当たり、試してみるために、中華麺風の「こんにゃく麺」を１袋冷凍して、昨日、それを解凍し、「カレーラーメン」の麺として使ってみる事にしたのだった。
凍った「こんにゃく麺」を水にさらして解凍し、カレーを和風だしで割ったカレースープに投入し、茹でる。
…が、なんというか、「こんにゃく麺」は見るからに「ボソボソ」として不味そうだった。
そして、一口。
…なんというか、プラスチックというか、樹脂っぽい麺状のナニカ。
コシとか歯ごたえじゃなくて、ボリボリ、モソモソと、口の中に残り続ける。
ハッキリ言って、死ぬ程不味い。というか、食べ物とは思えない。
多少不味くても、「カレー」という万能調味料なら勝てる、と信じていたけれど、まさか、カレーを合せても食えない程だとは、思わなかったよ…。
と言う訳で、「こんにゃく麺を冷凍して食ったら食感が変わる、コシが出る」と言うのは、ネットデマ。
単に、「こんにゃく麺」を、食えないゴミに変換するだけなので、間違っても試してはいけない。
この、不幸な経験が、少しでも同様の悲劇を抑止する一助となる事を祈りつつ、筆を置きたい。

*1:その点、マンナンライスはかなり良い線行ってる