gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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中国、衛星破壊の実験? 軍内部文書に「宇宙は戦場」:朝日新聞デジタル

米トランプ政権は17日、新たなミサイル防衛戦略「ミサイル防衛見直し(MDR)」を発表した。宇宙にミサイル迎撃システムを配備する計画は、1980年代にレーガン大統領が打ち出した「スターウォーズ計画」の再来と言われる。
「宇宙は新たな戦闘領域だ」と言い切るトランプ大統領。言葉の裏にあるのは、宇宙進出を急ぐ中国への不信だ。
2013年5月13日。四川省の西昌衛星発射センターから1基のロケットが打ち上げられ、米軍の軍事衛星や通信衛星が集中する静止衛星軌道(高度約3万6千キロ)に迫った。
中国は「観測ロケット」と説明したが、米国の早期警戒衛星はロケットが通常よりはるかに高い軌道に達したことなどを確認。米国防総省は、打ち上げが静止衛星の破壊実験だったと判断した。
2カ月後には、山西省の太原衛星発射センターから3基の衛星を乗せたロケット「長征4号」が打ち上げられた。
監視レーダーが捉えた3基の衛星の動きに米軍は注目した。そのうち1基が一緒に打ち上げられた別の衛星に近づき、2本のロボットアームを延ばして捕捉。その後、軌道を変え、別の衛星に急接近したのだ。
(後略)

https://www.asahi.com/articles/ASM1T4TL3M1TUHBI01L.html

中国は、「大朝鮮」と揶揄されるように、昔から自分で言い出した公的発言にすら責任を持たない国で、宇宙条約に関しても締結時点ではアメリカの宇宙を舞台にした軍拡抑制に役立つからと宇宙条約に批准したが、自国が宇宙開発できるようになると、衛星破壊実験などのテロ同然の暴挙を敢行し、流石に世界中から非難されて自粛するようになったが、記事にある通り、最初から宇宙条約を守る気などなく、宇宙を戦場にする準備に余念がない
そもそもの話、かつての米ソが宇宙競争したとおり、最先端の宇宙航空学と軍事は切っても切り離せない関係にある。
中国が打倒アメリカを目標に軍拡するなら、当然、宇宙開発にも膨大な投資がされる訳で、実際に北京オリンピックに向けて有人宇宙飛行や、ミールを真似た宇宙ステーションの運用など、中国の華々しい成果は、そのまま軍事費に裏打ちされた技術躍進であったことは、言うまでもない。
トランプ以前のアメリカが無頓着過ぎただけ。
まあ、たった15年で6倍も軍事費が増えるとか、普通は考えないからなぁ。