海賊対処法案が衆院通過 今国会成立へ - 47NEWS（よんななニュース）

ソマリア沖などの海賊対策で随時自衛隊派遣を可能にする海賊対処法案が２３日午後、衆院本会議で与党などの賛成多数で可決された。これに先立つ衆院海賊対処特別委員会でも可決した。法案は野党が多数を占める参院では否決されるものの、衆院再議決により今国会中に成立する見通しだ。自衛隊派遣の国会事前承認などを盛り込んだ民主党の修正案は特別委で否決された。
政府はソマリア沖海賊対策のため、自衛隊法に基づく海上警備行動として海自護衛艦２隻を派遣しているが、同法成立後は派遣根拠を切り替える方針だ。法案は首相の自衛隊派遣承認時と活動終了後に国会報告すると規定している。
麻生太郎首相は特別委で「公共の安全、秩序の維持は非常に重要だ。一層の貢献を果たしていく責務が世界の中で大いに期待されており、それに応える義務がある」と述べ、国際協力の観点からも法案早期成立の必要性を訴えた。
海上警備行動では（１）日本に関係のない外国船は護衛対象外（２）相手に危害を与える武器使用が正当防衛、緊急避難に限定される−の制約があるが、同法案は護衛対象を外国船にも拡大する。警告射撃などにもかかわらず民間船に接近を続ける海賊船への射撃を容認。浜田靖一防衛相は「保護対象船舶が限定されない形で対処するのが望ましい」と強調した。

http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009042301000387.html

日本の場合、民間や企業は「世界が真似できない事」を平然とやってのけるが、日本政府は「普通の国が常識的に出来る事」が出来ないという。
日本政府のやる事は、大体泥縄。