ペルソナ5 20thアニバーサリー・エディション 【豪華版同梱物】豪華トレジャーBOX/ペルソナ5 ART BOOK(仮称)/ペルソナ20thアニバーサリー・オールタイムベストアルバム/スペシャルコラボDLC5種セット - PS4
最後のメメントスとか図鑑のコンプリートとか面倒になったので、まずはエンディングを見る為に一気に最後までプレイ。
９７時間でクリアした。
ネタバレを含まないシステム面を評価するなら、まずカバーアクションによって先制攻撃がしやすくなり、また不要な戦闘を回避しやすくなった点は、とても良いと思う。
逆に、とあるコープアビリティで奇襲すると格下を確殺(経験値・アイテム・マネー入手無し)という仕様は、経験値や金稼ぎには著しく不便だけど、１周目で資金稼ぎしておけば居れば２周目プレイが格段に楽になるので、これは単にメリットデメリットのある話である。
あとはペルソナ３から廃止されていた会話交渉の復活は良かった…のだけれど、実は大抵がホールドアップからの交渉か、瀕死からの命乞い交渉になるので、あんまりバリエーションを体験しなかったり。
やり込めば、色々と面白そうなんだけど、普通にプレイする分には、アイテム寄越せぐらいしかしなくなる感じ。
ミニゲーム要素も非常に豊富で、全コミュＭＡＸとか制約の多いプレイだと、全く遊ばない要素も出るぐらい。なかなかに贅沢と言える。
ダンジョンも頭を使ったギミックが多く、ボリュームが見た目より大きい。
難易度イージーであったが、２回ほど即死攻撃で主人公が殺されてゲームオーバーしているから、難易度を上げると、歯応えは結構あると思われる。
ストーリー評価はネタバレ以下に書くとして、個人的な評価で言うなら、Ｐ３以上、Ｐ４以下といった感じで、総合評価は名作２歩手前の秀作って感じだろうか。
ペルソナ３以降のファンなら、プレイして損は無いと思う。
以下、ネタバレ。
ペルソナ３からの伝統である、ｘ又外道プレイが出来るので、当然のように９又して、バレンタイン後の修羅場イベントを体験しました(爆)
あの程度の暴力で許してあげたヒロインズは女神に違いない(核爆)
なお、クリスマスもバレンタインも、
個人的にヒロイン度順位は、
新島真＠佐藤利奈
佐倉双葉＠悠木碧
奥村春＠戸松遥
東郷一二三＠磯村知美
高巻杏＠水樹奈々
武見妙＠斉藤佑圭
御船千早＠松来未祐
川上貞代＠渕上舞
大宅一子＠内山夕実
の順だろうか。
そして、ストーリー面での評価だが…正直なところで言うと、かなり低年齢向けにシフトしており、序盤から中盤にかけての盛り上がりとヘイトの溜め方が上手いのに比して、後半の回想終了からエンディングまでのストーリーは標準以上ではあるものの、前半の面白さに比べると、失速を感じる内容であり、ペルソナ４であった真エンドのようなカタルシスは無いし、ラスボスについても、厨二感が強い物であった。
正直、ちらっと流れた「掌返しは許せ」というコメントが無ければ、超シラけてエンディングをかなり冷めた目で見る羽目になったと思う。
あと、イゴールの声優さんを使ったニセモノネタは秀逸だけど、この手を使うと、もうイゴールの声優を変更できなくなって、シリーズ続行に影響でませんかねぇ？
御船千早＠松来未祐とかもそうだけど、お亡くなりになった声優さんを大事にするのは良いのだけれど、それでストーリーとかに制約や影響が出てきてしまうと、問題だと思う。
とまあ、色々と不満はあるものの、ペルソナシリーズの最新作として、予想していたよりはずっと楽しめた事は嬉しい誤算であったし、売り上げや評価も良いっポイので、続編も期待できると喜ばしい結果に終わった。
…ただまあ、流石に２周目はいいかなー。
面倒なダンジョンをやり直すのは、正直つらいので。
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