外相 韓国軍の竹島担当部隊の創設計画に抗議 | NHKニュース
河野外務大臣は閣議のあと記者団に対し、韓国軍が島根県の竹島やその周辺を担当する新たな部隊を創設する計画を韓国の国会に示したことについて、北朝鮮情勢が緊迫するなか、未来志向の関係構築に逆行するとして、韓国側に抗議したことを明らかにしました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171020/k10011183881000.html
外務省によりますと、韓国軍が島根県の竹島やその周辺の島々を担当する海兵隊の新たな部隊を創設する計画を１９日、韓国の国会に示したことを受けて、外務省として韓国政府に対し、事実関係を確認したうえで現地の日本大使館を通じて抗議したということです。
これについて河野外務大臣は閣議のあと記者団に対し「全く受け入れられず、強く抗議した。今の安全保障の状況の中で、日米韓３か国が未来志向で関係を強めていかなければならないときに逆行することだ」と述べました。
そのうえで河野大臣は「先日行われた日米韓の外務次官級の協議でも日米韓３か国の連携を強化していくことの重要性を協議し合意している。北朝鮮情勢が緊迫する事態にあって、しっかり日米韓の連携を強めていきたい」と述べました。
南鮮の土人は、北朝鮮の戦意が上がると、日本に武力行使したくなるとか、変な性癖でもあるんかね？
竹島への一方的な武力による収奪についても、朝鮮戦争の真っただ中だったし。
…まあ、だからこそ、朝鮮戦争が再開したどさくさで、日本に取り返されるのを恐れているのだが。
日本政府の立場として、竹島が李承晩ラインの設定後*1、「日本の施政の下にある領域」ではなくなった、故に「その後*2に締結された日米安保第五条にいう、日本国の施政の下にある領域ではない」としている。
つまり、日米安保の対象外、と言う立場だ。
これは一見すると、日本政府が竹島を見捨てたようにも見えるのだが、逆に日米安保の対象だとすると、日本が要請したらアメリカは軍を動かさなければならなくなり、今まで「日米安保が機能していなかった」と看做されてしまう。
これは日米共に困るし、何より、日本が竹島を不法占拠状態から解放する為には、日米安保を通じてアメリカを説得する必要がある、と言う事にもなる。
しかし竹島は、日米安保の対象ではないから、日本は「施政権の回復」を理由に任意のタイミングで、奪還に動けるのだ。
更に、米韓相互防衛条約の適用範囲も、「締約国の行政的管理の下に適法に置かれることになつたものと今後認める領域」と限定されている。
肝になる部分は、「適法に置かれることになつたものと今後認める領域」であり、李承晩ラインを認めていないアメリカにとって、竹島は米韓相互防衛条約の適用外、なのだ。
日本政府が「竹島が日米安保の対象外」と回答したあと、韓国政府はアメリカに再三「竹島は米韓相互防衛条約の適用範囲か」と尋ねているが、アメリカはそれを全て無視している。
つまりは、アメリカは竹島に関して、日韓双方に「ノータッチ」という立場を取っている。
だから、韓国としては、朝鮮戦争に夢中になっている間に、日本に取り返されたら非常に困るのだ。
だって、日本が施政権を回復したら、日米安保の対象になってしまうので。
そこで「韓国軍の竹島担当部隊の創設」な訳である。
正直、この時点で改憲が済んでいない以上、日本が竹島奪還に動ける可能性は、決して高くない。
しかし、今回の選挙で改憲確定に持ち込めるなら、ワンチャンあるかもね。
