ロシア軍用機が韓国領空侵犯 中国軍用機は防空識別圏進入 | 聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】中国とロシアの軍用機が２３日午前、韓国防空識別圏（ＫＡＤＩＺ）に進入した。この過程でロシア軍用機は韓国領空を侵犯した。
韓国軍は戦闘機を出動させ、ロシア軍用機に向けて警告射撃を行った。

https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190723001400882

まさか、こういう露骨な形で、韓国が中露とタッグを組むとは思わなかったわ…。
まず、重要な点だけれど、韓国は日本に対抗して広く設定しているだけで、そうして見栄で設定した防空識別圏を、きちんとレーダーで監視できていない。
更に言うなら、竹島には警察戦力しか居ないので、当然だけど防空レーダーの類は設置されていない。
これは、日本相手に「軍は置いてない」という立場を示さないと、「侵略」を自ら立証するも同然で、言い訳不能になり、日本が武力奪還しうる根拠になるからだ。
ぶっちゃけた話、韓国は竹島周辺にイージス艦でも展開して置かない限り、中露の偵察機が飛んできても、気が付かないし、今までも迎撃活動なんて、とてもじゃないけど出来なかった、と言うのが現実だった。
だが、今回は中露の偵察機に対して、迎撃機を飛ばし、あまつさえ、威嚇射撃まで行っている。
そもそも竹島に対する、日本の防空識別圏はどうなっているのか、というと、日本は韓国を刺激しないように、竹島を防空識別圏に入れないように、竹島の手前でガツンと縦に防空識別圏をぶった切っている。
だから、今まで、中露の偵察機が日本周辺に偵察機を飛ばす場合、竹島の手前に張りだしている日本の防空識別圏にひっかかり、空自のスクランブルを受ける。
しかし、今回、中露の偵察機は日本の防空識別圏を避けるように飛び、竹島の手前でぶった切られた日本の防空識別圏を迂回して、一気に南下し、竹島近くに飛来している。
日韓関係の悪化に伴う、自衛隊と韓国軍の動きを見たいなら、何時もの様に日本の防空識別圏を通って竹島へ飛べばよかったのに、今回は、日本が出てこないよう、韓国空軍に「花を持たせるかのような」動きで飛んでいるのだ。
何時もなら、たまたま韓国海軍の軍艦から中露の偵察機を見つけられたとしても、全然間に合わない韓国本土からのスクランブルで、中露の偵察機に追いつき、警告射撃までできたなんてのは、事前に飛来する時間を教えて貰ってたんじゃないか、と言うレベルで、怪しい、と言う話になる。
元々韓国軍はレッドチーム入りを疑われていたけれど、こうなると、かなり本気で中露とずぶずぶになっているんじゃないかな…。
もし、そうじゃないとすると、韓国がたった３隻しか保有していないイージス艦を、わざわざ竹島近辺に常時張り付けていた、と言う話になる訳で、「なぜ？」と考えると、それはそれできな臭い話と言うべきだろう。
あと、威嚇射撃についてだけれど…韓国側の発表の後、ロシア側が即座に反論しなかった時点で、ロシア側の対応としては不自然。
この一点だけ見ても、中露と韓国の自作自演と言われても、不思議じゃない程に。