http://vortex.milkcafe.to/koreanlcd.html (楽画喜堂 さんより)

なかなか興味深い話である。
スパイ天国日本で、機密漏洩に気をつけるのは困難だけど、する価値がある。
という事だろう。
かつて、日本はアイディアを真似するというサルマネ国家というレッテルを貼られていたが、基にしたのはアイディアだけで、それを製品化するための基礎研究や技術開発に余念が無かった。*1
しかし、特定アジアの安価ブランドは、ノウハウすら自分で積み上げず、ただ答えだけをカンニングして利益を上げていた訳で、今現在、ハリボテ秀才の醜態を晒しているという訳である。
消費者としては、技術流出の結果、安価で質の高い製品が手に入る、というメリットはあったけれど、技術流出を防ぐ努力で、最終的に国が富むなら、そっちの方が良いと思うのは理想論に過ぎるのだろうか。

*1:これが国家主導ではなく、企業主導で行われていたあたりで技術大国日本の発展に政府が直接果たしてきた役割は殆ど無い。だから、バブル以降の経済政策がちっとも進まなかったのは、その辺に原因があるんじゃないかと思って居たり。海外競争力の小さい土木だけに税金つっこんでも、景気は上がりません。みたいな。今一番黒字を出している輸出品は、車だし