トップをねらえ２！

(ネタバレはしてないけど、作品楽しみたい人は回避推奨。)
トップ１が３〜４話で化けたのに対し、スロースターターのトップ２は、５〜６話でようやく本筋に入るという状態であったけれど、きちんと話をまとめ、盛り上げたた事は素直に評価したい。
間違いなく、面白い作品として終わっていると思う。
とはいえ、モチーフの借用を意図的にやっているあたりは、ガイナのお家芸としても、主題を使いまわしているので、２と言うよりは「外伝」とか「二次創作」と言った感が強いのは如何ともしがたいし、最後の戦いは、ひどく感情優先でなんともインチキ臭いなぁと言う面もあったり。
トップ１はなんだかんだと、奇跡を人の可能な奇跡(と思わせる)の範囲で収めているから。
エキゾチックマニューバを始めとする旧作との全く関連の無い力については、最後の展開を考えると「御伽噺」を許容させる下地作りなのかなぁと思えば、最初からの計算だったのだろう。
ただ、そうした面があってもトップファンとしては、最後、不覚にもぐっと来てしまうのは、一番思い入れのある所だけに、回避不能かも。