planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜
『星座、言葉、神様、ロボット 四の主題による小品集』と言われるとおり、キネティック・ノベル本編と世界を同じくした短編集。
まだ現役だった頃のゆめみを描いた「雪圏球(スノーグローブ)」
おそらくは、本編より少し前のお話であろう「エルサレム」
本編の終着駅「星の人」
さらにその後、おそらくは誰も居ない月でのお話「チルシスとアマント」
あっさり行きの通勤電車の中+昼休みで読み終わってしまったが、基本的に哀しいお話ばかりであり、悲劇が確定してしまった世界の中で、人は希望を繋ぎながら生き続け、ロボットは愚直にそれを見守り続けていく、といったお話ばかりでした。
まあ、「星の人」が読めただけでモトは取ったという気分にはなれます。