「リボルテック セイバー 驚異のメガヒット」 10万個以上売れたみたい

7月1日発売予定のリボルテック・セイバーオルタ（黒セイバー）の予約が始まっていて、海洋堂ホビーロビーに、オーガニックがショップ向けに制作した？セイバーオルタの案内が掲示してあった。その中で、先日発売されたリボルテックセイバーについて書いてあり、『驚異のメガヒット』『１０万個突破御礼』とのこと。美少女フィギュアで１０万個は相当多い。

空前のヒットで作りすぎ、市場にダダ余りさせた、マックスファクトリーの白霞で２万個なんだから、この販売数が如何に桁外れかが良く判る。
美少女フィギュアの購入者には、原作なんて知らないけれど造形が良いから買う、と言う人も少なくないのだけれど、それだけではメガヒットには繋がらない。
また、ＰＳ２のゲーム発売直後とはいえ、ゲーム自体の販売数は初週で１４万本程度だし、ゲーム購入者の２／３以上がフィギュアを買うはずも無く、本来はこうした商品を買わない層にまで訴求するような魅力があったという事なんだろう。
セイバーは、キャラ物リボルテックとしては、ダンテ、レヴィに続く３作目である。
しかし、前２作がリボルテックによる可動があまりよろしくなかったのに対して、セイバーは事前情報から「よく動く」事が知られていた。
また、ダンテもレヴィも「可愛い」とは間違っても言われないキャラであり、造形なのに対して、セイバーは可愛らしい造形で定評のある榎木ともひで氏という事もあり、球体間接人形好きやピンキー者のような層までが動いたのではないだろうか。
が、それだけに、色違いであるオルタまで買う人は少なくなるのではないかと思ってるんだけど。
胸像と頭部の互換性があるから、ゲームファンである自分はオルタも予約したけど、もし海洋堂が空気を読めずに「オルタも１０万個、無印セイバーも１０万個追加で増産中！」とかだったら、大赤字出してリボルテック自体がコケたりして。