中国「お宝鑑定」番組 ニセモノは”即破壊”で人気

偽造品への取り締まりが甘いと批判を浴びている中国で、鑑定の結果、模造品と分かったつぼなどを放送中にたたき割る番組が人気を集めています。
「天下収蔵」と名打ったこの番組では、参加者3人が持ち寄った美術品を専門家が鑑定します。その結果、偽物とされると、容赦なくその場で割られてしまいます。中国では、現在でも多くの模造美術品が作られていて、模造品の氾濫（はんらん）を止めることができない状況だということです。そして、この番組は、政府の模造品撲滅の活動と連動しているということです。
番組司会者：「（破壊する）一撃で、やはり『模造品は模造品だ』と認識する」

ＴＶ番組で出来るような調査で、簡単に真贋判定できるようなニセモノなら良いんだけど、鑑定士も人間である以上ミスは決してなくならない訳で。
鑑定ミスで国宝級の名品が叩き壊されてたりして。
日本の鑑定団は、別に壊さないし、買い取りもしないからてきとー言っても誰も困らないけど、中国ではいきなり破壊ってあたり、やっぱり「馬鹿なのね」としか。
こうして次々破壊されていくと、中国の大量生産されたニセモノも、百年後には中国人の歴史的資料として価値が出たりして。