gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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痛いニュース(ノ∀`) : カンニング竹山「ネットは実名制にするべき」がネットで話題に - ライブドアブログ

カンニング竹山「ネット利用実名公表義務」主張の是非
マニフェストを次々と提案し、現職議員やゲストを交えて討論するバラエティ番組『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』(日本テレビ系)で2日にカンニング竹山から提出されたマニフェスト「インターネット利用者に実名の公表を義務付けます」が話題となっている。
竹山の主張の趣旨は「ネットの匿名性が自殺サイトや犯罪請負サイト等の温床となっている」というもの。また誹謗や中傷の類も溢れており、この由々しき事態を打開するにはネット利用者は実名を公表すべし、と主張した。番組の主役である「太田光総理」は「権利を主張するには義務が伴う」などと竹山のマニュフェストに賛同。
また、ネットに書き込みをする3人が覆面をかぶって登場。彼らは「警察にマークされるような書き込みはしない」「“ゴミ芸人”とは書く」などと語り、そんな彼らに対して太田総理は「ここに出てきているのになぜ顔を隠す?」などと質問をした。
南海キャンディーズ山里亮太は、自身への批判の多い掲示板に山里を擁護する書き込みを“自作自演”。だが、書き込んだコメントに自分の実名が表示される携帯電話の設定にしていたため、恥ずかしくて仕方がなかったことなどを告白した。
スタジオでは「賛成」10で「反対」8となり、一般投票では11月4日8時現在で42%が「賛成」と答え、58%が「反対」と答えた。
ネットでは、「完っ全に賛成!!!!!!!です。だって、腐りすぎ、ネット。無法地帯過ぎ。犯罪、いじめ、いろんな悪の温床になってる」という賛成意見と、「個人情報の取り扱いが厳しさを増す昨今、ネット上で実名の公開など有り得ない」「家族に見られたりしたら、私の親には知られたくない部分とかも見られるのはちょっとイヤ」などの反対意見が見られる。
だが、この問題はスタジオでも投票でも議論が均衡したように、「実名にしたらネット犯罪減るし、変なコメントで荒らす人も減るし。多分。でも実名にしちゃったら、私の好きなサイトはほとんど閉鎖しちゃうよなー」と悩む人が多い問題でもある。

http://news.ameba.jp/domestic/2007/11/8265.html

日本には、ネットどころか現実でも仮名で生活できて、犯罪を犯しても本名で報道されない「匿名」な人達が60万人ほどいて、刑務所収容者7万人の内、約2.5%その国の方々。そして、実にその半数が「匿名」な方々だったりするのだけれど、そーいうのは問題にならないのかね。
まあ、こんな話は全くの余談であり、ネットの匿名性とは関係ないけど。
ネットの匿名性については、個人的には大いに保護されるべきだと思う。
犯罪性のある内容について警察が捜査する事について文句を言うつもりは無いが、実名を公表することに対するリスクとリターンの関係について、「名前が売れれば金になる芸能人」と「名前が売れても迷惑にしかならない一般人」を同列に思考している時点でおかしい。
匿名にするか、署名付きで発言するかを選択するなんて、個人の権利であってそれを一律侵害するような、実名公表の義務化なんて百害あって一利無しである。
はてなにもID付きなのにコメントで荒らして回る変なのは居るんだし、実名にしたからと言って荒らしが居なくなる訳でも無い。
実名にすれば犯罪が減るのか?という問いについては、自殺サイトにしろ、犯罪請負サイトにしろ、「今あるシステムを利用してる」だけでしかなく、今は電子掲示板、少し前は出会い系やら伝言ダイアルのような電話、もっと前は駅の掲示板とか便所の落書き、口コミなんかで自殺志願者が仲間を募っていたように、その手段が進化して居るだけの話。
「自殺」や「犯罪」といったニーズ自体は昔からあったものに過ぎない。
そっちの原因を押さえずに、手段だけ押さえても、結局は自殺する人間は自殺するし、犯罪を頼むような人間は犯罪を犯すのだ。
とりあえず、ネットが悪の温床だと思ってるアホは、ネットが普及したこの十年の、若者の犯罪件数の推移と自殺者数の推移を調べてから物を言え、と。
参考:育毛シャンプーで薄毛は改善する?
若者の犯罪も、凶悪犯罪も減少傾向だし、
参考:参考資料:警察庁発表 自殺者数の統計
学生・生徒の自殺者数も横這い。激増してるのは無職と被雇用者で、明らかに経済的理由だし。
ちなみに、外国人犯罪件数については、着々と犯罪件数と凶悪度が増していると言う統計的裏づけがあるんだけどね…。
参考:統計4-10 来日外国人犯罪の主な国籍・地域別検挙状況の推移(平成7~16年)
参考:外国人犯罪 - Wikipedia