gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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鳥インフルエンザ、中国・南京で人から人へ感染か…厚労省 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

鳥インフルエンザ、中国・南京で人から人へ感染か…厚労省
厚生労働省は10日、中国・南京で、強毒性の鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が人から人へ感染した疑いがあると発表した。
人から人への感染は昨年、インドネシア北スマトラ州で発生している。 
鳥インフルエンザは人に感染した後、感染力の強い新型インフルエンザに変異する可能性があり、同省は南京からの入国者に対する検疫を強化した。
同省が公表した世界保健機関(WHO)の情報によると、先月24日に南京在住の男性(24)が発症し、2日に死亡した。その後、男性の父親(52)も3日にH5N1型を発症していることが確認され、搬送先の病院で治療中。
死亡した男性の感染ルートは判明していないものの、父親は男性から感染した可能性がある。同省は9日から、インフルエンザの症状を示している入国者に対し、南京に滞在していたかどうかを確認している。
(2007年12月10日23時6分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20071210i111.htm

とうとう、ヤバイのが、来た。
世界人口の一割を殺すかもしれない、パンデミックの引き金を、とうとう中国が引いてしまったのだろうか。
日本がトリインフルエンザのワクチン入手困難国である以上、早急な対策を取らないと、どれだけ被害が拡大するか…。
季節風やら、なにやらで遠からず日本上陸は避けられないけれど、わざわざ人を経由して持ち込ませる必要も無いのだから、外務省は、早急に危険情報として、これらの情報を告知すべきなんだけど…。未だに情報なし。
年末年始で、海外旅行する人も増えるこの時期に、全くの無策って、国民を殺す気ですか?
最低でも渡航制限。可能なら同地域からの入国拒否くらいはしないと。
…真っ先に死ぬのは、老人子供だから、老人を間引いて国庫負担補減らす、とかマジ考えていそうで嫌だ…。
とりあえず、インフルエンザウイルス対策として、マスクを常備しようかな…。
関連:外務省 海外安全ホームページ|感染症(SARS・鳥インフルエンザ等)関連情報 海外渡航者のための鳥インフルエンザに関するQ&A
参考:鳥インフルエンザ - Wikipedia

江蘇省鳥インフルエンザ、人から人への感染を否定

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江蘇省南京市で高病原性鳥インフルエンザに相次いで感染した父子2人について、衛生部の毛群安報道官は10日、病理検査の結果、人から人への感染ではないことが確認されたと発表した。
最初に発症した息子(24)は12月2日に死亡、父親(52)は容体が落ち着き、好転の兆しを見せている。
毛報道官は「通常言われる『人から人への感染』とは、ウイルスが変異して、人間同士で感染するようになることを指す。だが死者のサンプルから分離したウイルスを分析したところ、ウイルスはなお鳥由来のもので、本質的な変異は起きておらず、人から人へ感染する生物学的な基礎を備えていないことがわかった」と述べた。
疫学的には、父親の感染には(1)息子との密接な接触による感染(2)父子同時にウイルスにさらされて感染(3)別々にウイルスにさらされて感染――の3つの可能性がある。具体的な状況はなお確定できず、2人の感染源についても踏み込んだ調査が続けられている。
息子と密接な接触があったのは69人。父親以外に臨床上の異常は見られず、すでに55人が医学観察を解除された。父親と密接な接触があったのは20人。現在厳しい医学観察下にあるが、いずれも臨床上の異常は示していない。(編集NA)
 「人民網日本語版」 2007年12月11日

http://www.people.ne.jp/a/aeb3979c7e974f968c2b3ec89d02cb36

信じたいけれど、中国の発表である。…これっぽっちも信用できない。

インフルエンザ−中国における状況−更新5
      2007年12月9日 WHO(原文)
国保健省は、江蘇省においてH5N1鳥インフルエンザウイルスの新たなヒト感染症例を報告した。症例は12月6日に同国の実験施設で確認された。
患者は52歳の男性で、H5N1感染により12月2日に死亡した24歳男性の父親である。男性は国家当局によって医学的観察下に置かれていた濃厚接触者のうちの1人である。男性は12月3日に発症し、ただちに治療のため病院へ搬送された。
中国でこれまで確認された27例のうち、17例が死亡している。
(2007/12/10 IDSC 更新)

http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/2007who/67who31.html

この死亡率の前には、「最悪の場合」を想定した対応というモノが必要だと思う。

追記:http://www.jiji.com/jc/c?g=saf2&k=2007121100768
ようやく外務省の渡航情報が更新されたらしい。
第一報から一日以上経過してるんだけど…。