gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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FujiSankei Business i. 産業/若者の酒離れ→女性“登板” 開発・販促の主役に

若い女性が気軽に飲めるカクテルやビールを売りたい−。若者や女性のお酒離れが進み、販売が低迷しているため、ビールメーカー各社は女性顧客の拡大に活路を見いだそうとしている。女性の気持ちをつかまえようと、女性社員を開発や販売促進の主役にする動きもある。
▽値上げで各社苦戦
ことしの発泡酒第三のビールを含むビール類の販売は、各社が値上げを実施したこともあり減少傾向が続き苦戦している。
キリンビールが18日に発売した「ツードッグス カクテル」(店頭価格148円前後)。缶がピンク色の「カシスネーブル」、緑色の「ソルティーブルドッグ」の2種類は、吉野桜子さん(26)と森奈津さん(24)のともに入社3年目の女性2人が開発した。若い世代が対象の商品のため、同世代の2人に白羽の矢が立ったという。
吉野さんは「従来のお酒らしさより、見た目や味でもっと楽しめる商品をつくりたかった」と話す。一緒のチームにいた男性の上司2人は当初、デザインや味がキリンの伝統と違うと難色を示したが、最終的には女性2人の意見がほぼ通った。
サッポロビールは、商品開発や市場調査、広報といった別の業務を担当する20〜30歳代の女性7人でプロジェクトチームを昨年春に結成。女性の視点で新商品を評価するなどの活動を続けている。将来はこのチームで新商品の開発を目指す考えだ。
サントリーは、発泡酒「ダイエット〈生〉」(350ミリリットルで店頭価格152円前後)の広告を5〜6月にかけて女性誌に投入した。
▽課題は幹部育成
キリンは女性をターゲットにした販売促進活動も、女性中心で始めた。「日本橋なでしこプロジェクト」と銘打って、東京・日本橋で働く女性の交流会を開き、口コミで宣伝を試みるなど、女性の視点で営業活動を展開している。ことし3月、キリングループで初めて女性社長となった河野真矢子さん(44)は「入社当時は女性の営業社員というだけで酒販店に驚かれた」と振り返る。
キリンは2006年、当時約30人しかいなかった女性管理職を15年までに100人にする目標を掲げ、女性の登用に積極的だ。三宅占二社長は「女性が活躍してもらわないと、会社が困る」と話す。
女性顧客に受け入れられるためには、職場の女性が生き生きと働いていることが大切という考えだ。ただ結婚や転職などを理由に入社5年目ぐらいで退職する女性も少なくないだけに、いかに優秀な女性社員を幹部に育て上げるかが課題だ。

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200806240046a.nwc

酒は規制しなくても、値上げ(2008年3月から出荷価格上昇)すれば売上が落ちるのに、タバコだけは値上げ(2007年7月の値上げ)しても規制(タスポ)しても売上が減少傾向にならない罠。*1
如何に、ニコチンの中毒(依存)性が強いか良く判る。
車に続いて、パチンコと酒から若者が離れていく傾向があるらしいから、タバコからも離れて欲しいところ。