asahi.com（朝日新聞社）：中国産ウナギ、「一色産」と偽装 ラベルにデタラメ社名 - 社会

大量の中国産ウナギを、日本一の養殖ウナギの生産地・愛知県一色町産と偽って販売したとして、農林水産省は２５日、水産会社「魚秀」（大阪市）とマルハニチロホールディングス傘下の同「神港魚類」（神戸市）に対し、日本農林規格（ＪＡＳ）法に基づき改善を指示した。実態のない愛知県岡崎市の架空会社を製造者としたラベルを商品に張り、隠蔽（いんぺい）工作をしていた。
農水省の調べでは、魚秀は、中国産のウナギをかば焼きに加工して出荷する際に、「三河一色産」の偽のロゴマークを包装に張って神港魚類に出荷。神港魚類は中国産と認識しながら卸業者などに販売していたとされる。市場に出回った量は少なくとも今年３月から６月１４日で４９トン（約３９万匹）になる。

http://www.asahi.com/national/update/0625/TKY200806250065.html

はいはい、「改善を指示」、「改善を指示」。
指示されたところで、守らなくても罰則無し。
今までの不正な利益についても、儲け得でそのまま利益だし。
間に架空会社を２社も噛ませて、それぞれに中間利益を取られても、「中国産の毒鰻」が「三河一色産」として原価の数倍以上で売れるのだから、どれだけ儲けていたのか。
鰻は大好物なのだけれど年始に、家族と「大伴」に食べに言って以来、半年以上、一切口にしていない。
多分、このまま今年は食べないんじゃないかな。
国と業界に自浄作用が無いというならば、まとめサイトでも作って、情報風化しないように自衛したほうがいいのかもね。
追記

農水省によると、徳島市に事業拠点がある魚秀は今年３月〜４月、原料原産地が中国産のウナギのかば焼きに「愛知県三河一色産」と虚偽の表示をし、同県岡崎市に所在地があるとする「一色フード」を製造会社と称して、少なくとも２５６トン（約２０５万匹）を東京都内の商社２社を経由して神港魚類に販売。このうち、約４９トンは西日本一円の卸売業者に売却された。一色フードは住所も架空で、製造・販売の実態もなかった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080625-00000018-yom-soci

追加報道で、あっさり毒鰻の出荷量が４倍に。

魚秀の中谷彰宏社長らは徳島市内で記者会見し、偽装は今年２月から始まったことなどを明らかにした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080625-00000018-yom-soci

たった４ヶ月でダミー会社作ったり、こんな巧妙な偽装経路が完成するもんかね。
こんな企業、潰れててしまえばいいんですよ。(注：これは励ましの言葉です)