gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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<グルジア>黒海で米露対峙へ 緊張高まる可能性も(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

【モスクワ杉尾直哉】グルジア南オセチア紛争をめぐり、米国が人道支援目的で戦闘艦を含む艦船3隻のグルジア派遣を決めたことで、既にグルジア沖に展開しているロシア黒海艦隊と相対する構図が生まれる。この海域はロシアが歴史的に「自国の裏庭」と位置付けているだけに、今後、双方の間で緊張が高まる可能性がある。
ロシアは今回の紛争で、グルジアからの独立を求めるアブハジア自治共和国沖などに艦船を派遣、グルジア軍艦艇を撃沈するなど作戦行動を展開した。今後も船舶の臨検活動を継続する方針だ。
一方、米艦船は近くの港湾都市ポチに入り、人道支援物資を陸揚げする計画だ。ポチはロシア軍の攻撃で港湾インフラなどが破壊され、大きな損害を受けた。米側がポチを入港先に選んだのは、グルジアの戦略的に重要な港を押さえる狙いがある。またポチは、ロシア軍が一時支配したグルジア中部ゴリと幹線道路で結ばれており、ゴリの復興支援も想定している模様だ。
ロシア軍のノゴビツィン参謀次長は22日の会見で、米国が人道支援目的と説明する艦船派遣について、「その必要性と有効性は極めて疑わしい」と批判した。また、ドイツとスペインのフリゲート艦各1隻が同日、黒海入りしたことを明らかにした上で、「北大西洋条約機構NATO)諸国の艦船が黒海に来ても地域の安定化にはつながらない。すでに(ロシアの)黒海艦隊の監督下にあり、外国艦船の出動強化の必要性はない」と指摘した。
ロシアは帝政時代の18世紀に黒海艦隊を創設、19世紀に黒海制海権を掌握した。ソ連崩壊後もウクライナ領となったクリミア半島セバストポリに基地を置き続けている。米軍艦船の黒海での活動が、「カフカスの安全保障を歴史的に担ってきた」(メドベージェフ露大統領)と自負するロシア側を刺激するのは必至だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080822-00000097-mai-int

こーいう状態で終幕を迎えるエクストリーム北京オリンピックは、どう考えても「平和の祭典」とは程遠い無様なイベントだったけれど、中国とIOCだけは大成功と喧伝するんだろうな。
この微妙な時期に、オリンピックが終わったのと、バブル崩壊の不安を紛らわす為に中国が台湾侵攻したり、それに合わせて北朝鮮が韓国侵攻したりしかねないくらい、日本の近隣諸国は不安定なんだけれど、9条信者が存在するというのが不思議で仕方ない。
核戦争は無い、と多くの人は信じているが、問題は米露の戦力差が大きくなりすぎているという点。
通常戦力同士で削り合いをすれば、確実に負ける。
だから、開戦が避けられなくなった時の先制核攻撃と、敗北直前の自滅核攻撃と言う二つの危機があると思う。
現時点では世界終末時計は動いていないけれど、それでなくても終末5分前と言う現在を考えれば、それほど悲観的な予想とも思えなかったり。