くじびき勇者さま8番札 誰が宇宙人よ!? (HJ文庫)

昨日の夜に、神田の早売り書店に入荷していたらしいのだが、タッチの差で買い逃したので、リベンジ。
無事購入。
以下、ネタバレ。
色々物議を醸した副題であったが、内容的には、写真技術の発達に伴うマスコミの捏造報道であり、人間は信じたいものだけ信じるという話ではあるが、この人の作品では、主人公が本当の意味でピンチになる事はないから、簡単に沈静化してしまう。
本題は、相変わらず薀蓄である。
本来３巻で終わるはずだった話を、色々無理して引っ張っていた感があったが、本巻のラストで、謎の黒船登場から、また大きく話が動く…といいなぁ。
しかし、西アルテースの人民特性って、まんま特アで、日本人も割と当てはまるという辺りが嫌だなー。