gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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ストレイト・ジャケット9 セキガンのアクマ THE FIEND (富士見ファンタジア文庫)

ストレイト・ジャケット9  セキガンのアクマ  THE FIEND (富士見ファンタジア文庫)
昨日の会社帰りに早売り書店で購入し、電車の中で読みきった。
どうでもいいけど、シリーズ中最厚の462ページだからと言って、値段もシリーズ中最高値の756円と、ほとんど新書並。
これが出る前の最厚が434ページで、30ページ弱しか増えてないのに、値段は一気に50円以上UPって…。
普通は売れる事が判っているベテランのヒット作は、値段を抑えて発行部数で稼ぎ、初版部数の少ない売れない新人とかは単価を上げて発行部数を抑える、という形で読者負担を減らしつつ両方を売るのが基本なのに、売れるベテランの作品なのに単価上げて収益確保しなきゃならんってのは、富士見はマジでやばいのか?
まあ、富士見Fで新品購入するのは、もはやコレとフルメタとBBBしか無いから、どうでも良いと言えば、良いんだけど。
以下ネタバレ。
カペルかわいいよカペル。
今回の主役はもう一人のレイオットであるアル坊やのお話で、切り札が巨大モールドと言う辺りは予測の範囲内だったけれど、その「弾丸の収穫」あたりは黒榊全開。
それはそれとしして、個人的に一番大きかったのは、カペルの中にはやはり、レイオットに対する想いが、色々歪であったとしても、確実に存在する事が明らかになった事である。。
榊作品の常として、カペルとレイオットがどーこーなるような最後はありえないと思うけれど、これが破滅のフラグじゃないことだけは間違いない、…と思いたいので。