gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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中国の著名弁護士行方不明 関係者「強制的に連れ去られた」 - MSN産経ニュース

【北京=野口東秀】中国の人権派弁護士として知られる高(こう)智晟(ちせい)氏(44)が行方不明になっている。関係者はクリントン国務長官が今月下旬に訪中するほか、3月初旬には全国人民代表大会全人代=国会)が開かれることから、当局が“口封じ”のため身柄を拘束したのではないかと推測している。今回の事態を受ける形で、高氏が「2007年秋に当局から激しい拷問を受けた」とする記録文が関係者により公開された。
高氏は「今月4日未明、陝西省の親族宅にいたところ、乱入した十数人の集団に強制的に連れ去られた」(関係者)という。
高氏が親族宅から連れ去られた状況を親族から聞いた関係者は産経新聞に対し、「高氏が連絡を必ずとっている人物への連絡が現在もない」と指摘した。北京市内の高氏の自宅にも人のいる気配はなかった。
高氏は農民や非合法気功集団「法輪功」への支援活動で知られたが、胡錦濤政権を批判するなどし、06年12月に国家政権転覆扇動罪で懲役3年、執行猶予5年の判決を受けた。07年に入り、米国の国会議員に人権問題に関する手紙を送ったとされた後、同年9月下旬、行方不明になった。
高氏が今回、行方不明になった直後、高氏の手によるとされる記録文(07年11月28日付)がインターネットなどで公開された。それによれば、高氏は同年9月21日に路上で突然、車に押し込まれた。その後で連れ込まれた部屋では、複数の公安当局者から「死ぬときが来た」と電流警棒で下半身をはじめ全身を殴打されたり、尿をかけられたりするなどの拷問を受け続け、「筆舌に尽くしがたい絶望のどん底に突き落とされた」という。
記録文によると、約50日間の拘束のうち、10日間余は拷問が続き、当局者は「この売国奴が。米国が何をお前に与えてくれたのだ。ここは中国だ。共産党の天下だ。お前の命など虫けらと同じだ」とののしった。高氏は「共産党は素晴らしい」などと唱えさせられた後に食事を与えられたが、最後に何度も「今回のことを話すと、次は死ぬときだ。次は妻子の前でお前をかわいがってやる」と当局者から威嚇されたといわれる。
高氏は昨年、ノーベル平和賞の候補といわれた。国家政権転覆扇動罪で服役中の民主化活動家、胡佳氏とも関係が深い。一方、一党独裁体制の廃止を求めた「08憲章」の起草者で昨年12月8日に拘束された劉暁波氏は今月12日現在、依然釈放されていない。

http://sankei.jp.msn.com/world/china/090212/chn0902122315006-n1.htm

あわわわわわ。
やっぱり、数百人程度の規模じゃ、闇に葬られて終了だよなぁ。
こんな人の命なんて「風前の…ふぅ〜」な国なのに、ここ5年間で中国に対する世界各国の好感度はうなぎのぼりで、そろそろ否定的な国家から脱却しつつあるんだぜ…。
移民を増やすなら、こーいう人権派弁護士の人達にして、代わりに余ってる日本の(自称)人権派弁護士とか憲法第9条信者を送り返してあげれば良いと思うよ。