gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

料理のススメ:これから料理をしようと思っているひとへ - Money does not hurt your heart

■道具
優先順位順です。10年以上料理をしてきて、試行錯誤の末にたどり着いた道具がこのあたり。
料理の道具って、一生ものというか、10年単位で使えるものが多いので、最初からそれなりのものを買った方が結局無駄はないと思います。
引越祝いにもらうなら、テレビとかではなく、包丁とかまな板とか圧力鍋とか中華鍋にしましょう。
必須なのは、
包丁 8000-10000円ぐらい
まな板 3000円ぐらい
ピーラー 500円ぐらい
中華鍋 3000円ぐらい
圧力鍋 1.5万円ぐらい
片手鍋 3000円ぐらい
フライパン 3000円ぐらい
ガラスの計量カップ*2 1500円ぐらい
大さじ小さじ
で、最初に買っておくべし!全部買っても3.5万円ぐらい(?)だと思うので毎日使うと思えば安いんじゃないかと思う。圧力鍋無しなら2万円ぐらいかな。
それ以外は徐々に揃えればよいかな。
最初に買えるなら買ってしまうべし!

http://d.hatena.ne.jp/tittea/20090322/1237711708

なんというか、いきなりハードルが高いと思う。
自分なら、こんな感じ。

●包丁…思い立って料理を始めるなら、100円ショップはともかくとして、数千円の包丁で十分だと思う。
100円ショップのステンレス包丁は当たりハズレが大きいが、自分で軽く研ぐ程度の手間をかければ十分長く使える。
ウチは中華包丁は100円で、三徳包丁が1480円で買った安物だけれど、軽く自分で研ぎなおしつつ、前者は5年、後者は10年以上使い続けている。
…流石に、両方ともくたびれてきているので、適当な時期に買い換えようと思っているけれど。
素人が使えば、どんな素晴らしい道具も「一生モノ」どころかすぐに壊れてしまう。
●まな板…木のまな板は手入れをきちんとしないとすぐにカビたり、反ったりする。素人料理なら普通にプラスチックまな板で十分。シート型のまな板は安定性に欠けるので、素人にはオススメできない。
●ピーラー…100円ショップでステンレス製の大き目のを買えばOK。
●中華鍋…これは記事のとおり。あんまり安物を買うと後悔する。中華鍋は、多少取り扱いに失敗しても、「鉄」だから錆びても焦げてもリカバリーが可能。使えば使うほど鍛えられていくので、安物禁止。
●圧力鍋…素人料理でコレはいらんと思う。代わりに、中型のステンレス鍋2500円くらいの。
●片手鍋…一人暮らしだと、コレが一番活躍するんじゃなかろうか。1500円くらいので十分。
●フライパン…これも記事のとおりだが、テフロン加工も素人が焼きすぎたり扱いを間違えれば簡単にハゲる。最初は1500円くらいの安物で使い方を学ぶのも一つの手じゃないかと思う。
●計量カップ…何故にガラス?と思ったら電子レンジ使用を前提にしているのか。素人料理なら、割る心配の無いプラ製推奨。面倒がらずに電子レンジにかけるなら、別の容器へ。
●大さじ小さじ…素人料理なら、最初は素直に揃えて使おう。100円ショップのブツで十分。
自分なら、追加して
●ザル…プラスチック製の100円ショップ品でOK。麺料理なら必須装備なので。
●おたま、菜ばし、おろし金…全て100円ショップ品でOK
浄水器…水の美味しい地方なら必要ないが、都内なら口に入れる水は浄水器を通したい。これは安物禁止。5000円以下くらいを目安に使いやすそうなものを。浄水器を使っても不味い水なら、最終的に水を買うことも視野に入れる。

こんな感じ。諸々合せて一万二千五百円くらい。(追加も含めれば+五千円)
個人的には、道具より「調味料」に拘る方が、最終的には美味しい料理が出来ると思う。
経験上、自炊で絶対やっちゃいけないのは、「安物調味料を使う事」だと確信しているので。
「さしすせそ」とみりん、料理酒、めんつゆ、サラダ油は、多少高くても美味しいものを用意しておくと、素材が安物のもやし炒めだろうが美味しく作れる。
醤油や味噌は、開封後に風味が落ちていくので、消費量に応じて小瓶のものをや少量パックを買うのが最終的には経済的。逆に、砂糖、塩、酢は時間経過で味があまり変わらないので、多めに買ってもOK。
自炊人間の合言葉は「どうせ食うの自分だし」。
食うのが自分だからこそ、時には冒険し、時には過度の冒険に躊躇うものである。
…誰か、他に人に食べてもらう場合?
手堅く作れ、以上。