gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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希望を捨てる勇気 - 池田信夫 blog

なんともネガティブで、さんざん政府とマスコミの「景気回復」発言に疑問符を持ち続けた自分のような人間にはとてつもなくリアルに感じられる、いっそ心地良いくらいに暗い未来予想図である。
しかし、だからと言って景気対策しない、というのも無茶な話であり、いま日本政府が中小企業支援をして企業倒産を防ごうとする努力や、景気後退時の公共投資増大はしなければ「今より酷くなる」のは間違いない話。
未来にツケと言うが、最もそれで美味い汁を啜り、今の世代にでっかい負債を残して、ギリギリ自分達のリターンは確保できてる世代の人に言われても…という気持ちも有る。
結局、日本人に足りないのは「怒りを持続できる強さ」と「怒りを行動に変える自立心」じゃないかと思う。
マスゴミが情報を絞るだけで汚沢の政治献金問題を忘却し、不公平だと社会に不満は持っていても、それを変えようとする行動は無い。選挙にすら行かない。
日本人が国民主導の革命を起こして、既得権益にどっかり居座った連中を叩き落し、日教組マスゴミが徹底して刷り込んだ日本人としての劣等感を払拭できない限り、「階級差の固定化」という未来は必然だし、未来へのツケは延々溜まり続け、日本人の背骨をヘシ折るまで膨らみ続けるだろう。(その前に戦争で滅ぼされる可能性も高いが)
まあ、この平和で腐った日本だからこそ、趣味に耽溺して生きるなんて贅沢が出来ているのも事実。
それが、緩慢に死に至る道だとしても、人間一度は死ぬものだ。と思えば悪くは無いとも考える。
革命のような波乱も、国が滅びるような戦争も望んではいないけれど、目をつぶり、耳を塞いで孤独に生きられない以上、せめて投票に行き、チラシの裏であるブログで適当に毒を吐きつつ、自分ひとりが食えて趣味を全うできるだけの稼ぎを確保して生きられれば、幸せ。
その程度には「希望が無い」のに、まだ絶望が足りないとか。