gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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「新ブラックジャックによろしく」、新作30円、旧作10円で作者サイトから配信 - ITmedia News

漫画雑誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に連載中の「新ブラックジャックによろしく」を、作者の佐藤秀峰さんが自らのWebサイト「佐藤秀峰 on Web」で有料配信する。価格は新作30円、旧作10円で、開始時期は明かしていない。
Webサイト上のブログ「漫画制作日記」によると、漫画は独自のポイント(1ポイント=1円)で販売。ポイントは、クレジットカードか電子マネーで300円分から購入できる。
購入してから1年間は何度でも読める形式を検討しているという。「ブラックジャックによろしく」「海猿」など連載終了した作品も販売する予定だ。
佐藤さんはブログで、「僕の強みは、漫画家自身がそれを運営するという目新しさだけ」「先に300円を払ってまで、オンラインで僕の漫画を読みたいと思う人が何人いてくださるでしょうか?」と不安もつづっている。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0904/21/news080.html

さいとうプロとリイド社みたいに、きちんと執筆と出版を分けて企業化しないと駄目だと思う。
漫画家が漫画家のまま、専門外の商売に手を出して時間を取られるのは、二兎を追うもの…という結果に終わる可能性が高い。
企業化が無理なら、独自のポイントとか独自の…というやり方より、既存のシステムに乗っかる形で売った方が簡単だし、安全だ。
同人誌や同人ゲームのダウンロード販売は既に実現しており、そうした既存のサービスに乗っかるか、そこからシステムを購入して管理するなどの方法が妥当だし、成功の可能性はまだあるのではないか。
とはいえ、同氏の作品しか無い状態では、あまりにも寂しい。
同業者に呼びかけて、再版予定の無い絶版書籍を委託販売するような商売もついでに始めれば…って、なんか本筋がずれてきた。