gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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痛いニュース(ノ∀`) : 国内初、新型インフルの疑い…カナダ修学旅行の横浜の高校生 - ライブドアブログ

舛添厚生労働相は1日午前1時半ごろから記者会見し、国内で新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の「疑い症例」が発生したと発表した。
修学旅行でカナダを訪れていた横浜市内の男子高校生(17)で、発熱、せき、たんの症状があり、30日に医師の診察を受け、簡易検査でA型インフルエンザの陽性反応を示した。今後、さらに詳しい遺伝子検査(PCR検査)を行うが、確定診断には1〜2日程度かかる見込みという。日本で疑い症例が確認されたのは初めて。
舛添厚労相は「今の段階でいたずらにパニックになる必要はない。もし新型インフルエンザであれば、しかるべき対応をする」と述べ、冷静な対応を呼びかけた。
舛添厚労相の説明などによると、高校生は4月10日から、カナダのブリティッシュコロンビア州を訪れ、政府の水際対策が始まる前の25日に帰国していた。
A型インフルエンザには、新型インフルエンザのほか、ウイルスの型が同じタイプ(H1N1型)のAソ連型、さらに、A香港型(H3N2型)などがある。簡易検査の後、さらに詳しい遺伝子検査を行ったが、解析不能だった。同省では、国立感染症研究所でウイルスを詳しく調べて診断を確定させる。
高校生は感染症指定病院に収容されている。同省は高校生が国内でどんな行動をとったかや、接触者、同行者などを調査する。舛添厚労相は「(高校生の通う)学校が臨時休校するという判断もありえる」と述べた。
一方、同省などによると、30日午後3時半過ぎに成田空港に到着した米ロサンゼルス発の航空機内で、発熱を訴えた日本人女性(25)に対する簡易検査で陽性反応が出た。しかし、遺伝子検査を行ったところ、A香港型で、新型インフルエンザではないことが判明した。女性は千葉県内の病院で治療を受け、機内で女性の周囲にいた乗客ら十数人は、検査結果が判明するまで空港周辺に留め置かれていた。
新型インフルエンザの判断については、国内で発生した場合は簡易検査で陽性が出た時点で疑い症例とするが、検疫の場合は簡易検査に加え、遺伝子検査を行ったうえで判断する。
(2009年5月1日02時01分 読売新聞)

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1257726.html

いい加減、マスコミの過剰報道ウザイ。
パニくる理由が無いんだっつーの。
もちろん、水際防衛でウイルスの流入総量を減らすのは当然の対策だが、針小棒大に騒いで国民が不安になる方がよっぽと害になる。
パンデミックの恐ろしさは、医療インフラをオーバーフローさせる規模で感染が拡大し、十分な治療が受けられない人達が発生して被害が深刻化するところにある。
日本のように、インフルエンザ流行期を過ぎ、水際防御と隔離できちんと国内感染者を抑制できる状況なら、医療インフラはパンクせず、十分な治療を行う事ができる。
つまり、単なる季節はずれのインフルエンザでしかないのだ。
きちんと感染初期にタミフル飲んで、熱が下がったからと言って出歩かず、素直に治るまで家で寝ていれば、死を覚悟するような病気じゃないし、周囲にうつして回る心配も無い。
これが、11月以降の乾季だと、空気感染の確率が人口密度の倍々ゲームで跳ね上がっていくからパンデミックになり易いのだが、これから梅雨や台風といった湿潤な気候になる状況だと、電車の隣で感染者にゲフゲフやられる状況とかでもなければ、うがいと手洗いで十分で、爆発的な患者増大は、よっぽど間抜けな対処をしない限り、避けられる。
…しかし、こうなると4月8日に「コメ中心に食料品の備蓄を―農水省が呼び掛け -医療介護CBニュース- - gayuu_fujinaの愚草記」を発表した農水省の対応が引っかかる。
3月30日にアメリカ最初の豚インフル感染者が発症しているが、彼が「豚インフルエンザ」と断定されたのは4月14日らしい。
メキシコの4歳児に関連した例も、4月2日に発症だが、公表は4月24日。*1
どう考えても、早すぎるし、不自然なタイミングだ。
もしかして、「あの時点でパンデミックが発生する」と言う情報があったんじゃないかと。
その場合、その情報がどっから来たのか、と言うのがかなりアレというか…なんでWHOと関係が深い厚生労働省ではなく、農水省だったのか。
…やっぱり、このパンデミックって後ろ暗い話が隠れていそうだよなぁ…。
参考:2009年豚インフルエンザの集団発生 - Wikipedia