gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

英15歳母の相手は13歳ではなく14歳 - 国際ニュース : nikkansports.com

若年層の妊娠が問題化する英国で今年2月、15歳のシャンテル・ステッドマンさんとの間に女児をもうけ、「13歳の父親」と話題になったアルフィー・パッテンくんが、裁判所によって公表されたDNA鑑定の結果、子供の父親ではなかったことが分かった。19日付大衆紙「サン」によると、実の父親は、シャンテルさんがアルフィーくん以外に性交渉していた少年の1人、タイラー・パーカーくん(14)。今回の問題が発覚した際の取材に「彼女が避妊薬を飲んでいると思っていたし、特別好きだったわけではない。ミスだった」と述べていた。本当の父親が判明したとはいえ、こちらも同じ10代だけに、問題の深刻さをうかがわせる。
一方のパッテンくんは、「いい父親になる」と話していたが、実の父親ではなかったことを知りショックを受けているという。(ロンドン=鈴木雅子通信員)

http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp1-20090520-496716.html

正直、13歳の父親だろうが14歳の父親だろうが15歳の母親だろうが、育児の覚悟も、経済力も無い子供がホイホイ孕ませ生むんじゃない、と思う。
若年層の無軌道なセックスを取り締まれないなら、せめて避妊くらい徹底させようよ…。
さて、女性は、痛い思いをして「自分が」子供を生むから「自分の子供」という確信が持てるけれど、男は妻が産んだ子供を「自分の子供」と信じるのは、妻への信頼と言うフィルターを通すしか無いわけで。
唯一、男が確信を得る方法であるDNA鑑定は、何故か「差別」というレッテルが貼られていたりする。
不思議だよね。
閑話休題
出生前の親子鑑定と言うものがある。
日本では医療倫理の問題から「堕胎の判断材料としての出生前親子鑑定」が否定されている為、公然とは出来ないものなのだが、ぶっちゃけ出生前に親子鑑定したいなんて言い出すのは「浮気性な妻が妊娠した。俺の子なら生んで欲しいが、浮気相手の子なら堕ろす」という身も蓋も無い理由しか無いわけで。
子供の人権が「何時発生するか」という問題は、色々難しくて、法律的にも一定しない上、倫理的には「親の都合で子供を殺していいのか」という辺りから、「親に望まれない子供を世に産み落とす事が正しいのか」という辺りまで各論に一理あり、宗教的に「中絶絶対禁止。レイプの結果だろうか知るか。ぽまえら生めよ育てよ地に満ちよ」なんていうのものまであるから更にややこしく…。
個人的には、DNA鑑定の結果、夫が「自分の子供」と確信して育てることに前向きになるのなら、むしろ推奨すべきだし、妊娠してから生れ落ちるまでは「生む、生まないの選択肢」を親が持っている事は仕方が無いと思う。(むしろ金も愛も無いのに生んで育児放棄する方が親子双方にとって悲惨という立場)
とりあえず、男にも「知る権利」を認めるならば、DNA鑑定くらい自腹でほいほいできる世の中になった方が、スッキリすると思う。