日産と海洋機構が海洋資源探査技術を共同開発と報道 - 兜町ライブニュース 投資に役立つ株式、証券ニュース -ストックステーション

文部科学省所管の海洋研究開発機構は、日本近海に眠る金属資源を採掘するための無人探査機を開発する、と報じられた。同省が約３０億円を投じる。海底を自律航行するタイプと、船から遠隔操縦するタイプの２機を０９年度中に建造するという。
また、日産自動車（７２０１）と共同で次世代の探査技術開発に取り組む。海洋資源の確保を狙い日本が本格的な探査機を開発するのは初めて。今後１０年程度で商業生産を目指す。日産と共同開発するのは探査機に標準搭載する新たな画像認識技術。日産が一般車の車庫入れや縦列駐車を助けるために実用化した技術をベースに、探査機の前後左右と下側が見渡せる技術を実現するという。

http://www.stockstation.jp/stocknews/19837

…正直、何がどう凄いのかさっぱりわからない記事だ。
で、「日産 縦列駐車」で調べてみると、「アラウンドビューモニター」という機能を指しているのだという事がわかった。
これは、４つの高解像度カメラ画像を合成し「クルマを上から見下ろした状態」が表示される機能。(プラス死角動画切り替えと障害物ソナーによる警告)
車の場合、目視で窓から状況確認できるから補助的な機能だけれど、固定カメラしか持たない今までの無人探査機は、いわばＦＰＳでいう「一人称視点」しか持って居なかった。
が、この機能を導入する事で「三人称視点(俯瞰視点)」で無人探査機を操作できるようになり、操作難易度が劇的に低減する事が期待できる。
なるほど、これは確かに便利だわ。
でも、ＦＰＳの超級プレイヤーがゴロゴロ存在する欧米では「いらない」とか言われそうな気がする(爆)