時事ドットコム：派遣法改正、臨時国会で＝福島社民党首が表明

社民党の福島瑞穂党首は１３日、大阪市で開かれた労働組合の大会であいさつし、民主、社民、国民新３党の連立政権合意に盛り込んだ労働者派遣法の抜本改正について「３党で力を合わせ、できれば臨時国会で実現したい」と述べ、１０月に召集される見通しの臨時国会に改正案を再提出し、成立を目指す考えを示した。
福島氏はこの後、取材に対し「新しい政治の成果をてきぱきと出した方がいい。（新設される３党党首級の）閣僚委員会を通じて民主、国民新両党に働き掛けていきたい」と語った。　
同改正案は製造業への労働者派遣や、派遣先が見つかったときだけ労働契約を結ぶ登録型派遣を原則禁止することが柱。３党が先の通常国会に提出したが、衆院解散に伴い廃案となった。（2009/09/13-19:48）

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091300175

景気がいい時期なら、派遣を正社員へ登用するという選択肢があっただろうけれど、今この時期に派遣を禁止にすれば企業はごく一部の「使える派遣」を除いて全カットする。大喜びで。
これが実現したら、失業率がどうしようもないぐらいにハネ上がるだろ。
派遣と言う業務形態自体は、他国では人材流動性が高く「必要なスキルと労働力を適時必要とする場合の緩衝材」として利用され、意義と価値がある。
しかし、日本では「安価に使い棄てるための(派言会社にとっての)労働奴隷」として利用されているから、派遣＝底辺みたいな認識になっているだけで。
だから、単純禁止なんて頭の悪い対応するより、登録型派遣会社のピンハネ上限や保険や年金と言った待遇関係の規制を行い、まるっと３〜５割も抜いて契約社員を奴隷化しているブラック派遣会社を規制すればいい。
なんつーか、鳩山不況と言う噂が実現しそうだなぁ…。