くじびき勇者さま11番札 誰が真くじびき聖女よ!? (HJ文庫)

神保町でフラゲ。
以下、ネタバレ。
祝！完結…だよね？
前巻の引きは、まるでメイベルの不利に働かないというのは既にお約束。
ビーズマス卿のグライダー確保といい、メイベル暗殺と各種工作の進言といい、普通に行けば泥沼化必至の策が、全部不発になっている一方で、メイベルの、西アルテース同様に、現地住民を富ませる事で味方に取り入れるという天然策は大成功という。
まあこの辺りは良いとして、爆撃機に拠る人工降雪作戦は、ペイロード１トンの爆撃機で、夏場に巨大なテーブルマウンテン１つを埋めるのに、一体どれだけローラー作戦を展開したんだろう…？
普通に無理だと思うけど。
それはさておき、西大陸での戦争は、当然のようにメイベルが勝ち、西大陸皇帝は行方不明、ビーズマス卿も歴史の闇に消えるとか、色々不完全燃焼で終了。
しかし、あちこちで結婚ラッシュとなり、ようやくメイベルとナバルも落ち着くところに落ち着いた訳だが…。
なんだう、大団円というような感慨がなく、なんとなく続きそうな雰囲気が無きにしも非ずと言うか…。
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