gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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痛いニュース(ノ∀`) : FPSゲーマーを戦場に送り込んだらどうなるの?→「周囲全体を視認する力に欠け地雷の発見ができない」 - ライブドアブログ

「次のレベルは実戦で!」と、以前からFPS好きなゲーマーの勧誘に力を入れているアメリカ軍。ゲーマーに向けたテレビCMや、ゲーム雑誌の広告は当たり前。まさにその目的で制作されたFPS『America's Army』も有名です。
しかし、「軍に入隊したゲーマーの力って実際どうなの?」って誰でも思っちゃいますよね。最近のロサンゼルスタイムズ紙に、ゲーマー米軍兵が苦手なあることについての記事が出ていたので、ご紹介します。
アメリカの都市の郊外で育ったゲーマーで、田舎で狩りをやった経験も、繁華街で危険な場所を避けて歩いた経験もあまりない人は、道端に仕掛けられた地雷を見つけるのが特に下手なんですって。ロサンゼルスタイムズ紙の記事を見てみましょう。

軍の研究者によると、異常を発見する能力が特に高い兵士には二つのタイプがあるという。一方は狩猟の経験があり、子供の頃から弾に当たった獲物を探して歩いたことのある者。もう一方は都会で、どのギャングがどのエリアを仕切っているか知っておく必要があるような、危険な繁華街で育った者である。
このどちらのタイプにも当てはまらない者は、その多くが郊外の町で育ったゲーム好きで、両目の視力が1.0であっても、他の人のように奥行きを知覚する力や、周辺の物を視認する力に欠けている。

これはフィールドに落ちてるアイテムを見つける話じゃなく、誰かがその道を通る車を吹き飛ばすために仕掛けた地雷の話です。つまり、見落としたら死んじゃいます。爆発前に発見された地雷の実に90%は、異常を察知した誰かさんの能力のおかげで発見できたんだそうで、その能力が生死を分けると言ってもいいでしょう。
実際に派兵地にいる上級曹長も、ゲーマー兵は周囲全体よりも画面に集中する方が得意で、研究結果にはうなずけるんだそうです。しかし狩猟経験はともかく、ギャングのテリトリーを知ることも役に立つとは。GTAをやってれば少しは...ダメ?

http://www.kotaku.jp/2009/11/gamer_troops.html

フライトシミュレーターならともかく、ゲーム経験が実用になるなんて、ほぼ無いと思われ。
個人的には、限られた情報で情報判断が必要な無人機操縦兵辺りになら、ゲームの達人もそれなりに役に立つと思う。