【市橋容疑者逮捕】通報の建設会社で契約解除相次ぐ 「社員の身元もきちんと調べない会社とは…」 - MSN産経ニュース

死体遺棄容疑で逮捕された市橋達也容疑者（３０）が逃亡中に住み込み勤務していたと公開写真で気付き、警察に通報した建設会社が、取引先から相次いで契約を打ち切られている。同社関係者によると「社員の身元もきちんと調べない会社とは取引できない」と契約解除を通告される例が続いた。
警察への通報は今月５日に公開された整形手術後の市橋容疑者の写真がきっかけ。熱心でまじめに働いた後、１０月に寮から姿を消した元社員に酷似していた。通報すれば事業に支障が出るのではと社員たちが話し合ったが「社会人の義務」と警察に連絡を取った。
まもなく、市橋容疑者が同社に勤めていたと知られるようになり、懸念は現実になった。数社からは取引を完全に打ち切られたほか、一時的な取引中止や新規契約交渉打ち切りもあったという。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091113/crm0911130746005-n1.htm

まあ、契約解除をする客側の気持ちも判らないではない。
建築会社でも、身元が怪しい社員が居る可能性があるとなれば、大問題となる場合も有るのだ。
こないだ、都内某所のデータセンターに行った時、工事のおっちゃんがパス下げて館内をあっちこっち工具抱えて歩き回っていたが、そのデータセンターでは入り口までのセキュリティはそれなりに厳重なのに、サーバールーム内にはカメラすら配置されていない上、携帯電話もバリ３で使えてしまう。
つまり、サーバールーム内まで行ければ…げふんげふんな状況。
サーバ自体個々に施錠可能なケースに入っているが、所詮はシリンダー錠だし、ケース自体も金属製とは言え多少の工具があれば簡単に切断できる程度の強度しか無い。
加えて、様々な理由から常時ログオン状態で放置されているサーバーだって存在するのだ。(ここまで来ると半ば人災だと思うが)
自分が、この記事を読んで真っ先に思いついた危険が、コレだった。
ただ、デメリットを予想した上で通報した建設会社でもあるので、その辺りは情状酌量してあげたいとは思う。