gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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痛いニュース(ノ∀`) : 日本製RPGの「ターン制バトル」、海外のゲーマーには不評 - ライブドアブログ

日本のメーカーが作ったRPGは、海外では“JRPG”と呼ばれている。ニュースブログ“Destructoid”のIzuki Guroto記者は、そんなJRPGへの愛憎が入り交じった複雑な気持ちをコラムにしたためている。
JRPGはストーリーやキャラクタ描写など優れた点も多いが、どうしても受け入れられない要素が一つある」というGuroto記者。それは果たして何なのか?
答えはズバリ、戦闘システム。欧米RPGではリアルタイム戦闘が一般的になっているのとは対照的に、JRPGでは、ターン制バトルが最もポピュラーな方式。フィールドを歩き回っているとき、いきなり画面が止まってターン制バトルに切り替わると、興がそがれてしまうのだという。
例えば、自分自身がゲームキャラになったと想定しよう。野原でモンスターや山賊に襲われたとき、目の前にいる左右の敵に順番に攻撃を許し、それからようやく反撃する、なんてことがありえるだろうか?
 「自分の番が回ってくるまでの待ち時間がわずらわしく、バカらしくなってゲームを投げ出すけれど、そのうちストーリーの先が気になって、またゲームに戻ってしまう。そんな繰り返しが続いているんだ」というGuroto記者。
決してJRPGが嫌いなのではなく、とことん愛しているがゆえの発言のようだ。
もちろん、日本のゲームだって決してターン制バトルに固執しているわけでない。Guroto記者は「ターン制バトルがなく、ストーリーやキャラクタ描写を存分に楽しめるJRPGはないものか?」と思っていたところ『スターオーシャン3』に出会い、今のところこれが、自分にとってのベストJRPGだと語っている。また、同記事のコメント欄でも、3Dフィールドにおけるフリーランとアクション性の強いバトルを実現したケースとして、最近の『テイルズ』シリーズを推す声もあがっている。
ターン制バトルは、戦略を立てるのに向いていることから評価する人も多いが、最近は古くさく思われているのも事実。ゲームのビジュアルがリアルになっている分、とくに海外のゲーマーは、リアリティの面でギャップを感じるようになっているのかもしれない。
(中島理彦)

http://www.gpara.com/kaigainews/eanda/2009121002/index.php

別に、ゲームは娯楽なんだから、受け入れられないなら遊ばなければいいと思う。
良くも悪くも日本のゲームは日本人向けに作られている。
日本でFPSがなかなか受け入れられないように、海外で日本のRPGシステムが受け入れられないのは単なる市場の求めるものが違うというだけの話。
海外製ゲームを日本で販売するからと言って、FPSをターン制ゲームに改造して販売したりするだろうか?
そんなコストをかけるくらいなら、最初からその国向けに特化したゲームを開発して売る方が安い。
個人的には、リアルタイム性が多くの日本人に敬遠されるのは、普段の生活から、なにかと急かされている日本人が、ゲームくらいゆっくり考えさせろよ。
という声無き叫びなのではないかと思ったり(爆)
閑話休題
私見だが、ゲーム世界を現実的にする事に外国ゲームメーカーは拘り、戦場や中世世界と言った「非日常」を題材とするが、日本のゲームは「非日常」ではなく幻想世界や異世界等の「非現実」を緻密な世界観やキャラクターなどで構築する事に拘っているように思う。
だから、現実的を目指すのではなく、映画的なものを目指しているのではないか。
何が言いたいかと言うと、
「日本のゲームに現実性を求めるのは、美少女ゲームに美少女を出すな。何故って?そんな美少女は現実に居ないからだ」
と言うようなものではなかろうか、と。