中国がウイルス入りデジカメ贈り、機密情報収集 : 国際 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

【ロンドン支局】中国の情報当局者が、パソコンから情報を盗み出す「スパイウエア」が入った電子情報機器を英国企業のビジネスマンに贈って機密情報を得ているなどとして、英国内の諜報(ちょうほう)機関、国家保安部（ＭＩ５）が警戒を促す文書を作成したと、１月３１日付の英紙サンデー・タイムズ（電子版）が報じた。
文書は昨年、ロンドンの企業幹部ら数百人に配布されたという。
同紙によると、「中国スパイの脅威」と題した文書は１４ページ。英国の防衛やエネルギー、製造業関連の企業が標的となっており、中国の人民解放軍や公安省の当局者が貿易フェアなどで接近し、ウイルス入りのデジタルカメラなどを贈っているとしている。
（2010年2月1日11時57分 読売新聞）

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100201-OYT1T00546.htm

笑い話のようだけれど、何年も前から米国では中国のスパイ行為が東西冷戦期のソビエト並に酷い状況になっている事を警告する文書を出している。
米軍が大規模にネットワーク機器を公開入札した際に、格安で入札してバックドアを仕掛けたルーターを大量に納品したとか、言う話もある。
未だに撤回されていない情報機器のソースコード公開法も、ソースをパクって技術窃盗するのも大きな理由のひとつだが、情報窃盗に対して｢自分達がやったから、相手にもやられると困る｣と言う理由で、施行された物だというのは有名な話。
中国製品においては、食料品と情報機器はヤバイと考えるのが基本。
つか、ＨＤＤにすらウイルスを仕込むくらい…。(フォーマット済みで販売されてる外付けＨＤＤだが)
とは言え、完全に中国製品抜きではＰＣが組めないくらいに「世界の工場」となっているのも問題。