セブン・シーズ Seven Seas 青山ダイヤモンドホール

平日限定、もしくは土日祝よりお得なランチバイキングを開拓すべく、昨日は夜も寝ないで昼寝して探して見繕ったのが、このお店。
平日に限らず、ランチバイキングを開催しているお店だが、土日祝が２１００円。平日が１５００円と、大きく価格差があるため、折角の平日休みという事で、行ってみる事にした。
代々木上原から地下鉄で行けば、片道160円の交通費がかかるので、どうせ暇だし、運動不足の解消と交通費をケチるの一石二鳥という事で、代々木八幡駅で降り、代々木公園を散歩がてら東に抜け、原宿を越えててくてくと表参道へ向けて歩く。
約２．３ｋｍ程の移動なんて、中学生時代の通学距離と変わらないので、問題なかったりするわけで。
…田舎の通学距離だと、コレだけ離れてても自転車通学が認められないんだぜ…。(嫌な思い出反芻中)
閑話休題。
開店少し前に表参道に到着し、地下の入り口へと行って見ると、かなり盛況で、少なくない待ち客が居る。
ホテルオークラの系列で、ホテルの味を…と言うのがウリで、ホテル系のバイキングとしては格安の１５００円なのだから、当然といえば当然か、と思いつつ、開店を待つ。
開店すると、記帳もないので入り口に近い人から順に店内へと案内していく。
席に案内された所で、ぐるなびのクーポンがランチでも使えるかと聞くと、使えるとの事で、グラスワイン一杯(315円)がサービスされる。
ブッフェ台は、カウンター利用なので一列しか並べず、開店直後は凄い大行列になっており、まともに並ぶ気がしなかったので、逆側のガラガラな辺りから先に料理を取って、行列が解消されるのを待つ。

野菜のスープにカレー、クリームパスタとエビシュウマイ、豆のポタージュにサンドイッチと、実は料理の過半数でコレであったりする。
正直、少ないと思う。
そして、人だかりになっている辺りにあるのは、サラダ系で、このバイキングが女性向けに特化しているのは、サラダの種類が多いからなのだ。
生ハムサラダや、トマトのマリネからポテトサラダなどの出来合いから、自分でトッピングも可能になっている。
エビシュウマイ、サンドイッチもスモークサーモンや野菜たっぷりで、ホテルバイキングとしての面目を保つレベル高い内容ではあるが、レストランの料理を食べるという感じては無く、ホテル喫茶室の軽食の域を出ず、正直物足りない。
何より、デザートにフルーツの１つもなく、ゼリー２種とパンケーキだけというのも、かなり寂しい。
どの料理もバイキング系の料理としてはレベルが高いものの、「ホテルバイキング」としては「標準」と言うべきものであり、価格と料理の種類を考えれば、１５００円なら妥当、２１００円はボッタ。という感じ。
１２３０時から開始される一人一皿限定のローストビーフも、最初の行列がはけるとさっさと撤収してしまい、中途入店の客はブッフェ台の奥にこっそり配置された皿に気がつかなければありつけないとか、なんというか、ホテルバイキングとしてはみみっちい印象を受ける行動とか、サンドイッチも２回くらい補充されたら、それ以降補充されなくなるなど、開店直後に来なければかなーり微妙と言う印象を受けた。
色々と厳しい事も書いたが、店員の動作はきびきびとしており、皿の回収や料理の補充も素早く、ホテルバイキングとして「標準」をきちんと押さえており、メイン客層のサラダランチを楽しむ女性向けに特化しているだけで、決して悪いお店ではない。
ただ、自分には合わなかったという事なのだろう。