gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

えっ、マジ!?

帰宅後、大家さんに家賃を支払いに行ったときの事。
「あなたの住んでる建物ね、壊すから3月一杯くらいで」
…今日は、2月の27日で、3月って「明後日」からなんですけど。
「ウチで最近リフォームした1DK(6.5畳)なら、5万2千円で貸せるよ」
…今住んでるのは2DK(6畳+4.5畳)で5万4千円なんですけど。
流石に、今より狭くなる部屋は無理だと言う事を伝えて、3月中の引越しは、厳しい旨を伝えると。
「じゃあ、4月くらい?
…伸びて、その程度っスか…。この時点で、居住期間延長交渉を諦め。
というやり取りがありましたとさ。*1
今現在、自分の住むアパートは2月頭から4部屋中3部屋が空室となっており、築年数も軽く30年オーバーという事もあり、遠からず建て替えの話は来るなぁ、と覚悟はしていたが、こんなに早いとは思わなかったわ。(つい半年前に2年の更新契約したばかり)
とりあえず、引越しすることだけは確定した訳だが、今は丁度引越しシーズン直前。いい物件を探すなら急がないとマズイと思ったので、その足で今のアパートを見つけてもらった不動産屋へ。
事情を話すと、店長さんは驚いて「…その手の通知は、契約書で半年前にするように決めてあるんですけどね」と前置きしつつ、自分が特にゴネずにさっさと次の部屋を探す事を伝えると、「今のアパートを紹介した責任があるんで…」と物件探しを始めてくれた。
が、流石に快速が止まる駅の徒歩10分圏内で、2DK5万円台という物件は、無く。
しかし、今住んでいる場所から50mも離れていないところに、2DKで共益費コミ6万2千円という物件を見つけてくれた。(ギリギリ最後の1部屋)
それを、更にその物件のオーナーさんに事情を話し、共益費2千円をまけてもらい、6万ぽっきりという価格に調整してもらう。
実の所、大学方面へ足を延ばせば、駅まで「直線距離なら」同じくらいの距離で、5万円台・2DKという物件も多少はあるらしいのだが、まず「山の上なので原付必須」であり「基本的に大学生が住むんで、周辺の住環境が悪い可能性が高い」という事。
加えて、今住んでいる場所より不便な他所の(各駅停車のみの)駅前でも、5万円台で2DKというのは決して多くないそうだ。
不便になる分の価格メリットが、薄いというお話。
正直、この不景気&収入アップが見込めない時代に、月額6千円、年7万2千円もの家賃負担増は、決してラクじゃないのだけれど、既に3月引越シーズンでどんどん良い物件は埋まりつつあり、これから似たような物件(住宅バブル期の遺産で、旧いけど安くて広い部屋)は出てくる可能性が低い、と説得されてそこに決定。
…正直に言えば、このとき冷静に行動しているつもりであったが、やはり色々混乱していたらしい。
最後の1部屋とはいえ、無理に契約せずに、もう少し時間をかけ、都内で安い物件を探しても良かったんじゃないかと気づくのは、3/1に上司に顛末を説明した後、「(会社の)近くに引っ越せばよかったのに」と言われた時である。

閑話休題
住む所が決まり、入居日が決まってしまえば、あとは引越しの手配である。
ここまで、大家さんから話を聞いてから僅か3時間。
午後3時半である。
当初は、今住んでいる所からあまりにも近いので、不動産屋の勧めに従い、引越し業者を使わない線で検討したのだが、梱包用のダンボールが集まらないし、自分の荷物があまりにも桁はずれだったこともあり、両親からの助言を容れて、引越し業者に頼むことにした。
これが、午後4時過ぎのことである。
スピード重視で近所の引越し業者を探してみたのだが、どうにもHPすら無い零細ばかりで不安だった為、有名5社(日通、クロネコ、サカイ、アート、アリさんマーク)にまとめて見積もり依頼メールを投げる。
夜(午後6時まで)に、直接電話で返信が会ったのは、アート、アリさんマークの2社。サカイと日通はメールを見てこちらから電話するパターンで、クロネコはメールの文面がわかりにくく、電話もかかってこなかったのでパスすることにした。
結果は、アート、日通、サカイは「明日は無理。来週土曜で」という話になり、唯一アリさんマークの引越社だけが「明日伺います」と言ってくれたので、この時点で5社中4社が脱落した。
顧客満足度業界No.1はダテじゃないな…。
状況と経緯を大家さんと不動産屋さんに報告して、不動産屋を要所で介しつつ、新しいアパート契約に伴う諸経費、家賃一か月分、引越し経費は大家さんが持ってくれることに決まった。
と言うわけで、まず引越しの為の部屋掃除を開始した。

*1:この時点でも、凄い無茶な事を言われている事は理解していたが、あっさり引いたのは直接ゴネて大家さんと揉めるより、不動産屋を経由したほうが対応はラクになるだろうという計算はあった