gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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ソ・ラ・ノ・ヲ・ト

ようやく通して視聴したんだけど、最後の2話だけ無くなってくんないかな、コレ。
前半10話かけて積み上げた話と、ラスト2話の乖離っぷりが激しすぎて…。
以下、ネタバレ
ヨコハマ買出し紀行とかの、ゆったりとした終末世界を語る作品群のように、世界観の大部分が謎のままでも、タケミカヅチの出番が人命救助しかなかったとしても、無駄に戦闘させるよりは良かったと思う。
特に、ローマ兵を感情論で匿うあたりまではともかく、敵兵はそうして救う一方で、(主張と行動に是非はあれど)味方である筈のホプキンス大佐には平然と銃を向けて立て篭もったり、たかが上級指揮官が人質になっただけで簡単に退去する「ゆるゆる」の軍隊(それも機甲を含む混成一個大隊)が、たった数人の立て篭もりに対して、全く手をこまねいて居たりとか、伝わるかどうかも不確実な方法で時告げ砦に停戦講和が成立した事を告げるリオに、カナタ一人にしか聞こえていなかった、誤報かも知れない停戦喇叭を根拠に「何故か」最前線へ味方を蹴散らしながら移動し、停戦を告げ、当然のように無視されたら、喇叭の一吹きで戦争を止めてしまう。
…正直、12話は1121小隊の乙女達が「何で何をして、なんでそうなったのか」という辺りがさっぱり理解出来無かった。
思わず、Wikipediaで情報をさらい直しても、やっぱり判らなかったという。
10話までの雰囲気が悪くなかっただけに、非常に残念な作品だと思う。