gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

日本の沿岸捕鯨、年120頭容認 IWC議長提案/主要ニュース/社会総合/デイリースポーツonline

【ロンドン共同】日本の沿岸捕鯨再開や調査捕鯨の在り方を検討してきた国際捕鯨委員会(IWC)は22日、現行の調査捕鯨に代わり今後10年間、日本がミンククジラを沿岸で年120頭捕獲することを容認する議長・副議長提案を発表した。
南極海でのミンククジラの捕獲枠を当初5年は年400頭、その後5年は200頭に段階的に縮小することなども盛り込んだ。11年目以降には触れておらず、2015年に見直しを行う。
IWCは同案を基に、6月にモロッコで開く年次総会で合意を目指す。捕鯨国と反捕鯨国の対立で機能不全に陥ってきたIWCを正常化に向かわせたい考えだ。
ただ南極海で現在、年最大935頭のミンククジラ捕獲枠を設定している日本が200頭まで減らすことに合意するかどうか微妙。一方、事実上の商業捕鯨再開ともいえる内容に反捕鯨国の反発も根強く、妥結できるか否か予断を許さない。
日本は現在、北西太平洋でミンククジラ220頭の調査枠を設定し、このうち120頭を沿岸に充てている。今回の提案は日本の沿岸捕鯨を認め、基地として網走(北海道)、鮎川(宮城県)、和田(千葉県)、太地(和歌山県)の4カ所を挙げている。

http://www.daily.co.jp/society/main/2010/04/23/0002904916.shtml

本来は捕鯨しない国にとっては、クジラを他所の国が捕ろうが食おうが無関係であり、「反捕鯨」という立場自体が「環境保護」を建前にした「差別」の産物だ。(クジラを観光資源にしているオージーには利害関係があるけど、アフリカや南米の反捕鯨国辺りだと捕鯨で環境問題を口にするなら、先に自国の環境保護政策の不足を改善しろと言うレベル)
元々ジャパンバッシングのため「だけ」に生まれた組織であり、日本だけが頭数調査などの真面目なクジラ研究をしつつ、捕鯨禁止を守っているという不可思議な状況で、あんまり締め付けを強くして「日本がIWC脱退」すると、存在意義が失われるという本当に馬鹿らしい国際機関。
こんな茶番のために外交資源が無駄遣いされるくらいなら、脱退した方がいいと思うんだけど。
戦後の物資(タンパク)不足な頃と違って、日本においてクジラ肉は嗜好品という位置づけになっており、仮に捕鯨再開しても、昔のように「乱獲しすぎて継続的クジラ資源の確保に問題がでる」ような事にはならないと思うし。
むしろ、日本に輸出する為に乱獲する国(何処とは言わないけど特定アジア)が発生する可能性の方が高いくらいだろう。