gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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コピーに失敗?中国新戦闘機 - MSN産経ニュース

中国軍系国有航空機メーカーが生産した新型戦闘機「殲11B」16機が飛行時の異常振動などのために軍側に受け取りを拒否されていることが17日、分かった。中国の軍事動向に詳しい専門誌「漢和防務評論」(本部カナダ)最新号(6月号)が伝えた。
「殲11B」は中国側がロシアの戦闘機「スホイ27」の技術を基に開発したとされ、ロシア側と知的財産権をめぐりトラブルになった経緯があるが、技術転用に失敗した可能性がありそうだ。
製造したのは遼寧省にある「瀋陽航空機」で、2009年に16機生産。しかし納品の直前に空軍パイロットがテスト飛行したところ振動があり、受け取りを拒否した。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100517/erp1005172354006-n1.htm

異常振動とかは、試作機の段階で潰しておく欠陥だと思うんだけど…。
となれば、テストに使われた機体には問題が無かった可能性がある。
中国製品では良くある事だが、試作品やサンプルとなる数個は素晴らしい出来だったりするんだけど、いざ量産してみると、似ても似つかないゴミが量産されるという。
しかし、自分の国相手にまでそんな事をするとは思わんかったわ。
流石中国人。
似たような話で、韓国で採用された新型戦車なのだが、エンジンや砲と言った主要コンポーネントを試作戦車では全て海外から輸入した高性能パーツで組み立てて作り、高性能な第3.5世代戦車として華々しく公開されたのだが、量産に当たっては国産率を高める為に自国で輸入したエンジンや砲のデッドコピーを作ってみたら、問題続出というオチがついた。
K2 (戦車) - Wikipedia
最先端技術ほど、単なるコピーでは作る事が出来ないと言うお話。
こうなると、中国が建造中の空母もどうなる事やら…。