gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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asahi.com:裁判員裁判2日目-マイタウン秋田

県内2例目の裁判員裁判の2日目が19日、秋田地裁(馬場純夫裁判長)であった。証人尋問では、裁判員2人が質問。被告を診察した精神科医が出廷すると、裁判員らは専門的な医療用語を熱心にメモするなどして、審理に耳を傾けた。
「長女も以前、車内放置されて熱中症になったことは知っていましたか」
にかほ市象潟町の無職堀淳子被告(32)がパチンコ店の駐車場の車内に、生後11カ月の長男を長時間放置し、死亡させたとされる事件。午前中にあった被告の母親の証人尋問で、「6番」とされた男性裁判員が問いかけた。母親は「全然聞いていませんでした」と答えた。
「3番」の女性裁判員は「(被告の)夫と連絡が取れなくなったそうですが、(勤務先の)川崎市まで行って確かめようとしなかったのですか」と質問した。母親が、被告の娘が被告に会いたがっていると話すと、女性の裁判員の一人はハンカチで涙をぬぐった。
今回の裁判は、起訴内容に争いはなく、量刑が争点だ。
弁護側は堀被告の判断能力が低く、自分の行動が引き起こす結果を予想できなかったとして情状酌量を求めている。午後からは被告を診察した精神科医が弁護側の証人として出廷。知能テストの結果から、「論理的に考える力や結果を予測して行動する能力が低い」と証言。このことが長男の車内放置につながったと説明した。
一方、検察側は高校時代の成績票などから、知能程度に問題はないと反論。さらに、供述調書では、被告が車内放置の危険性を十分認識した発言をしていたと指摘した。
知能検査を表す「WAIS」、国際疾病分類「ICD10」など、医師や裁判官の口から専門用語が出るたび、裁判員らはメモを取りながら、やりとりに耳を傾けていた。
被告人質問では、弁護人から、なぜ長男を放置してパチンコ店に入ったのかと聞かれた堀被告は「パチンコという誘惑に負けてしまった」と答えた。今後は、同じギャンブル依存症の悩みを抱える人々が集まる自助グループに参加し、「自分を見つめ直し、弱い部分をさらけ出し、真実のアドバイスをもらいたい」と話した。
20日は引き続き、被告人質問があり、論告求刑、最終弁論を経て結審。21日は午前中に評議があり、午後に判決が言い渡される。

http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001005200001

親の頭が悪いと、子供を殺しても量刑が軽くなるんだ…。
つか、これだけ毎年のように初夏から初秋にかけてパチンコ駐車場で子供が死んでるのに、車中に子供を放置するのは「未必の殺意」を疑って良いんじゃないかと思う。
そもそも、車中への長時間軟禁自体が児童虐待の一種であり、温床になっているパチンコは規制のキの字も出ないのに、同様に児童虐待の一種である児童ポルノでは、全く児童ポルノと無関係の上に被害者が居ない出版物に対して販売規制が検討される不思議。
パチンコを規制しろとは言わない、最善はパチンコの換金を全面禁止することだが、それも駄目だというなら、次善の、いや現実的な妥協案でいい、せめてパチンコ店に駐車場を警備員巡回させる事を義務化するとか、これ以上馬鹿親の為に犠牲になる子供を無くす法律を作ってくれ。
賛成するから。
閑話休題

被告を診察した精神科医が弁護側の証人として出廷。知能テストの結果から、「論理的に考える力や結果を予測して行動する能力が低い」と証言。

http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001005200001

「水入りのコップを倒せば水がこぼれる」に等しい判断も出来ない人間が自動車運転免許を取れるなら、運転免許制度から見直さなけりゃいかんのでは?
この弁護士は、この裁判が終わったら、被告に免許を与えた公安委員会、警察庁交通局に対して子供を死なせた責任を追及しろという話。