北朝鮮潜水艦４隻が行方不明 韓国海軍警戒強める - 47NEWS（よんななニュース）

【ソウル共同】聯合ニュースによると、韓国軍当局者は２６日、北朝鮮の「サンオ（サメ）級」（３００トン級）の小型潜水艦４隻が同国東部の咸鏡南道にある軍基地を出港した後、２日間戻らず、行方が分からなくなっていると明らかにした。
２６日付の韓国紙、朝鮮日報などによると、４隻が日本海側にある同基地を出港したのは２４日。韓国海軍哨戒艦が北朝鮮製魚雷で沈没したとの調査結果が出たことや、北朝鮮が２５日に南北関係断絶を発表したこともあり、韓国海軍は警戒を強めるとともに４隻の位置把握に全力を挙げているという。
聯合ニュースによると、４隻は出航後、訓練を行っていたもようだ。
２４日には李明博大統領が哨戒艦沈没で北朝鮮を非難し、謝罪と関係者処罰を要求する談話を発表している。

http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010052601000266.html

サンオ級は、基本的に工作員(最大６名)を秘密裏に送り込む為の工作船で、武装はあるものの、これを攻撃の主力として送り出したとは考えられない。
ちなみに、韓国や日本国内に多数潜伏する北朝鮮工作員だが、最小単位の細胞組織は現地の工作員が指揮するが、複数の細胞組織を統括する上級指揮官とも言うべき人間は、正規の北朝鮮工作員が担当するらしい。
そして、現地工作員…ぶっちゃけ、日本で言えば在日連中の一部だが、武器の支給と簡単な戦闘訓練を受けてはいるものの、おおっぴらに訓練できないので練度は低く、本命に正規工作員を使う為の捨て駒として、陽動のテロを実施するのが関の山なんだとか。
問題は、韓国の現地工作員。
韓国は徴兵制度のお陰で戦闘力も高く、工作員として考えた場合、日本よりも問題は更に深刻になる。
ミサイルには重すぎて積めない北朝鮮の核兵器も、潜水艦になら積んで運ぶことも出来る。
このサンオ級進発が、韓国内の細胞組織へ指示と指揮官を送り出したという話なら、ここ数日以内に「何か」が起きても不思議じゃない。
いやー、オラわくわくしてきたぞ。
閑話休題。
北朝鮮が工作員を送り込むのに、こうした小型潜水艦を使っている事は、かなり昔から知られていて、このサンオ級に至っては、韓国が1996年に座礁してたのを鹵獲して、戦利品として展示しているくらいなんだけど、何故か韓国海軍は対潜哨戒能力がほとんど欠如していて、代わりに対日用と明言したイージス艦はあるという不思議。
現在、「韓国海軍は警戒を強めるとともに４隻の位置把握に全力を挙げている」と言うが、実際に探しているのはアメリカ海軍だろうなぁ…。