gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

ベルテンポ (Beltempo) 水道橋

ホテルメトロポリタン1Fにあるベルテンポ(Beltempo)先日見つけて、いつか行こうと思っていたら、思いがけず客先作業の後に昼休み返上で社に戻ったら、丁度いい時間に寄れる事に気がついた。
普段は、こういうパターンで昼休みが潰れても、適当にパンを買って食べながら帰ったりするから、昼休みをきちんと取る事はあまり無いのだけれど、権利としては認められているので、折角だから活用してみる事にした。
1300時丁度ぐらいにホテルメトロポリタンの1Fエントランスに行くと、既に10人程度の行列が出来ており、確実ではありませんが、というお断りつきで「大体20分くらいで入れます」との事。
また、料理は1400時ストップだが、提供自体は1430時まで行っているとの事。
休み時間は1時間だから、20分引いて、食事時間は40分。
…なら許容範囲か、と判断して並んだのだが、後から後から人がやってきて、入場できた15分後には、20人以上が並んでいたと思う。
さて、このビュッフェレストランだが、通常価格は2500円と、ホテルバイキングとしては安めだが、バイキングとしては高めと言う価格帯のレストランである。
しかし、「遅割50」に対応した日(平日)は、1300時以降の入店は50%引きになるというサービスを行っている。
ついでに、17日は「タイムサービス」の日で、数量・時間限定の料理もあるとか。
と言うわけで、1315時に入場した自分の場合、「遅割50」に適用で1250円のランチビッフェであり、このレビューは、あくまでも「遅割50」の価格を基準にした物であることを明記しておく。
「タイムサービス」の日だったけれど、6月の「フォアグラ丼 照り焼きソース」は1300時以降一度も提供されなかった辺りを含めて「くっくっく、遅割50は我々の中では最も格下。ベルテンポは50%の力しか出していないのだ…」という可能性がある事を断っておきたい。
入店後、2人掛けのテーブルに案内されると、「ご自由に料理をお取りください」と、詳しい説明は無し。
まあ、見れば判るが。
と言うわけで、まずはデザートから順に、メインの料理を含めてざっくり集めてみた。
Beltempo 2010-06-17
デザートだが、氷菓(チョコ、ミルク)に、ミニカップのゼリー3種、プリンにケーキ3種と、1250円のランチとしてはかなり豪華。
デザートのみでもバイキングをやってるダイナーあたりと比べるのは可哀想だが、内容と種類は、1000円台で提供されるバイキングとしては破格の内容と言えるだろう。
甘みが抑え目なので、甘党の自分には微妙だったけれど、出来合いではなく、ホテル内で作成されていると思われるケーキは、かなり良いものだとおもう。
サイドディッシュだが、定番の生野菜サラダのほかに、マリネ等の3種がある他、生フルーツも提供されている。
ホテルのバイキングとしてはフルーツ缶詰を開けただけのフルーツポンチが並んでいたのは興ざめと言う感もあるが、料理種類を充実させようと言う想いは感じられる。
ここもまた、1250円なら破格と言えるだろう。
メインとして3種の小丼と、加工パン(サンド系)もあり、味も内容も、元が2500円のランチバイキングだけあると感じさせる内容だと思う。
どれも味が良く、ミニハンバーガー(半分にカット済み)なんかは、お高いハンバーガーというのがすぐ判るくらい、味が良かった。
一方で、揚げ物やら、シェフ自らが更に盛っていた「五目あんかけヤキソバ」等は、ホテルバイキングで提供される料理としては、今一つありがたみに欠けるイメージはあったが、どれも具材や中身がチープでは無いので、食べてみれば、悪くないと思う。
少なくとも、1250円なら、物凄いお得だ。
また、ベルテンポでは「カレーブッフェの日」を専用で設けるほどカレーがオススメらしく、ビーフカレーとシーフードカレーの2種が提供されていて、シーフードカレーだけ試したのだが、ランチバイキングの敗北メニューとなりがちのカレーで、一般向けに辛さこそ抑え目(辛いのが苦手な自分がシャックリを起こすギリギリ手前くらい)だが、しっかりとスパイシーさを感じられるものであった。
トータルで見て、平日の「遅割50」を利用できるなら、これほどお得なバイキングはなかなか無いと思う。
一方で、これを2500円のフルプライス(ホリデーバイキングなら2800円)で食べるか、と言われると、うーむと首を傾げてしまう内容であった事も事実であった。(判りやすい目玉料理が見当たらない)
冒頭で断ったとおり、「ベルテンポの本気」は、「遅割50」の前で品切れている可能性もあるので、一概に「お得ではない」と断じるつもりは無いので、もしまた「遅割50」を利用できる機会があれば、利用したい。