gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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痛いニュース(ノ∀`) : 「こんなもの食わない方がマシだ」 美味しんぼの影響で息子(小6)が拒食症に…教えて!goo - ライブドアブログ

根強い支持を持つグルメ漫画。「食」は生活に直結した題材であるため、文化から社会、さらには環境問題にまでひろがる多様なテーマ性が魅力のひとつですが、教えて!gooに、こんな投稿が寄せられていました。
「『美味しんぼ』という漫画で息子が拒食症に」
この書き込みによると、漫画「美味しんぼ」の影響で、小学6年生の息子が拒食症になってしまったとのこと。農薬や保存料などの入った食品は口にせず、「こんなものを食べさせられるぐらいなら、食わない方がマシだ」が口癖になり、2度ほど栄養失調で倒れてしまったようです。本当ならすごい話ですが、これに対し、
   「食べ物に対する感謝の気持ちが完全に欠落していますよね。お子さんのいう『本物の料理』ではない料理を、なぜ我々人間は食べなければならないのか、その理由をご両親が自分の言葉でハッキリ説明すべきですね」(dio_worldさん)
   「栄養失調になるまで食べないというのは、息子さんの何かがSOSなんだと思います」(y-umiさん)
   「息子さんは拒食症ではなく『中二病』です」(SS30さん)
   「美味しんぼに影響されたというよりも、海原雄山という登場人物に感化されたのでしょう」(asgrnrさん)
   「自分で料理させるのもいいと思います。…料理してくれる人のありがたさもわかりますし、…週に1日か2日くらいは自分で料理させてみては」(hino_1984さん)
などなど、さまざまな声が寄せられました。その後、この息子さんがどうなったかは不明です。実はこの質問は投稿者の創作ではないかとも指摘されています。「美味しんぼ」は1983年から連載が続く人気コミックですが、過去に何度か作品内の記述が物議を醸したことがあります。投稿者は「息子の言葉」ということにして何かの批判を提示したかったのでしょうか。
■食べることへの感謝
一方で、この作品の内容については、こんな投稿も寄せられています。
「『美味しんぼ』の料理を私も食べた〜い!」
   「モデルになったお店、美味しんぼの味が体験できるお店、また実際に美味しんぼの料理を作ってみました!という方がいたら感想おしえてください」
というこちらの投稿者のコメントに寄せられた回答を抜き出してみると、
   「『いづう』の鯖寿司は本当においしいです」(kei935さん)
   「貧乏だった学生時代には目玉焼丼をよく自分って食べていました。もうバカうまです」(dekirukasiraさん)
   「『究極の豚肉』とか『すっぽんの刺身』とか、1回どんなものか食べてみたいですね」(bonogyさん)
   「(すっぽんの刺身は)臭みもなくて、美味しかったですよ。特に肝(?)みたいな部分」(noname#49981)
と、興味深い食べ物の名前がいろいろと出てきました。せっかくの食欲の秋。美味しいものをたくさん食べて、食べ物への感謝の気持ちを感じたいものです。

http://news.livedoor.com/article/detail/5114150/

グルメ漫画を見て拒食症というアホくさい話と、食べ物への感謝と言うのは全く別次元の話じゃないかと。
まず、前者に関しては「馬鹿か?」と言うレベルであり、「美味しんぼ」で描かれた内容の多くが「嘘・大げさ・紛らわしい」の話であることが明らかになっている。

息子の行動としましては、
・無農薬野菜でないと食べない。
・保存料や着色料の入った食品(≒全ての加工品)は「癌になる」と言って口に入れない。「安全とか以前にそういうのが入ったものは不味い」と言われます。
・調味料や油に対して「大手メーカーのものなんて偽者だ。食えたもんじゃない。」というケチをつける。
・フライパンや土鍋に対して「偽者の○○で作った料理なんて・・・」とケチをつける。
・評判が良いと聞いたお店を選んで外食をすると、店員に向かって「こんなものは本物ではない」と貶して食べない。
・しきりに「こんなものを食べさせられるぐらいなら、食わない方がマシだ。」という。
・親のことを「味の分からない豚」と罵倒する。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3355101.html?from=osw_livedoor

言い訳の一つ一つが既に論破可能であり、それをキチンと言って聞かせられない親の無知と躾のなってなさだけが問題。
・無農薬野菜でないと食べない。
 →完全無農薬野菜の方が毒性が高い物質が生成される場合がある。適切な農薬利用野菜の方が味も栄養も上。
・保存料や着色料の入った食品(≒全ての加工品)は「癌になる」
 →発がん性物質は、化学薬品に限らず、ほぼ全ての食べ物に存在する。国も仕事も一応やっており、発がん性の高いものは食品に利用させないようにきちんと指導している。
 そもそもそ、無いに等しい癌の危険性を恐れて、拒食症で死にかけるとか、馬鹿じゃない?
・調味料や油に対して「大手メーカーのものなんて偽者…」
 →日本の大手メーカー製の調味料も油も、安全基準を満たした上で多くの企業努力を払い、「値段に比して」美味しいものを売っている。高い調味料は素材も、かけている手間もまた別方向であり、一概に比較する話ではない。
まず、その子供が、高級料亭の味と、化学調味料で味付けした料理と味の違いを感じられるほど味覚が鋭いのか、一度確かめてみるべき。本当に味覚が鋭ければ、大手メーカー製の調味料の凄さも判る筈。
・評判が良いと聞いたお店を選んで外食をすると、店員に向かって「こんなものは本物ではない」と貶して食べない。
 →食べないで味が判る筈が無い。つまり、子供は味を判っていない。故に、まともに取り合う必要が無い。



つか、この辺りで見えてくるけど、この子供は「美味しんぼ」をダシにして、親に反抗しているだけじゃなかろか。
そうなると、完全に親の「しつけ」問題であり、漫画以外に、家庭の問題を考えた方が解決に近そう。