中国企業、世界のネット通信を乗っ取り 米議会が報告 （産経新聞） - Yahoo!ニュース
中国の通信大手「中国電信」が、今年４月８日に世界のインターネット通信を１８分間にわたり、「ハイジャック（乗っ取り）」をしていたと、米議会の諮問機関「米中経済安保見直し委員会」が１７日、報告した。報告書によると、情報の傍受や改竄が可能な状態になっていたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101118-00000541-san-bus_all
報告書は、米政府や米軍関連の電子メールなどが影響を受けた可能性があるとしながらも、実害や狙いについては不明としている。
米国を含む多くの国のネット通信が中国にあるサーバーを経由するよう誘導することでハイジャックされたという。この間、電子メールやデータが傍受や改竄の危険にさらされたとしている。
ああ、これ今年の３月末に、中国のＤＮＳルートサーバーが不審な行動してるという話*1が、あった時の話か。
インターネットの根幹部分に手を出すという、世界を相手にした情報テロというレベルの事件だったのに、全く報道されず、続報も無かったので不思議だったんだよな。
「４月８日の１８分間」と言っているが、ルートサーバーの不審動作が発覚したは３月２４日だし、問題となった時間は数百時間単位だと思う。
…多分、正確に報道すると、「中国をインターネットから隔離しろ」と「インターネット商取引の信頼性が損なわれた」として、深刻な外交・経済問題が発生するからなんだろうな。
