gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

お粗末!新幹線トラブル「今までなかったので」 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

JR東日本の五つの新幹線がストップしたのは、延伸や増発にシステムなどの見直しが追いつかず、情報共有も不十分だったことが原因というお粗末さだった。
18日、国土交通省の幹部からは、「いつトラブルが起きてもおかしくなかった」との指摘があがった。政府や同社が世界に新幹線技術の売り込みを図っているさなかだけに、同社幹部は「信頼を損なったことは否めない」と肩を落とした。
「大きな輸送障害を起こし、多くの人に迷惑をかけて申し訳ありません」
JR東日本は同日、東京都渋谷区の本社で記者会見を開き、宮下直人常務取締役らが深々と頭を下げた。
約1時間半に及んだ会見では、同社が新幹線総合管理システム「COSMOS(コスモス)」を1995年に導入して以来、システムが受け付けるダイヤの修正案の上限が1分間に600件のままで、ダイヤの現状に合うよう改善してこなかった点に質問が集中。宮下常務は、「データの処理容量を巡っては、これまでトラブルが無かったので、変えなかった」などと釈明したが、「日々のデータの解析などはしていなかった」と、問題意識が不足していたことを認めた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110119-OYT1T00190.htm

お粗末なのは、今までの実績を無視して瑕疵を針小棒大に取り上げるだけのマスゴミだろう…。
大規模で複雑なシステムに於いて、事前に100%の欠陥や問題を把握する事は不可能だ。
仮に日々のデータ解析していたとしても、このトラブルは防げなかっただろう。
だからこそ、致命的な、文字通り人命にかかわる問題を回避できれば、「トラブルが起きたが問題は無し」であり、運行ストップしたという運用も、「正しかった」と言える。
トラブルが発生したが運行停止のみで済み、原因も究明された。この流れに問題無い。
結果論として、「おかしかったのは表示だけで、システムは正常だった」という事を取り上げても、意味は無いのだ。