gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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売れないDVD 洋画は4分の1に 地デジに画質負け+ - MSN産経ニュース

映画の興行収入が国内で過去最高の2207億円を記録する中、DVDビデオの売り上げが減少している。DVDの画質を超えるハイビジョンの普及や不況の影響などが理由で、洋画DVD(販売用)に至っては5年前の4分の1。このため「洋画の買い付けや邦画制作費をDVDで回収する」という図式が崩れ、芸術性の高い洋画の劇場公開が見送られたり、邦画の企画が製作中止となったり、映画界にとって深刻な事態となっている。(岡本耕治)
日本映像ソフト協会(JVA)によると、昨年1年間のDVDビデオの売り上げは、販売・レンタル用を合わせて2203億円(速報値)。ピークの平成17年(3477億円)から5年連続で減少し、6割にまで落ち込んだ。次世代メディアのブルーレイディスクは473億円と前年のほぼ倍だが、映像ソフト全体に占める割合は17・7%で、DVDの落ち込みを支えるほどの成長は見せていない。
特に販売用の洋画DVDは16年には840億円だったが、21年には202億円と4分の1に。レンタルも7割に落ち込んだ。22年分は3月に発表されるが、下落が続くのは確実だ。
JVAは背景として、(1)「DVDで手元に置きたい」と思わせる作品が減った(2)ハイビジョンテレビが普及し、DVDより地上デジタル放送の映画の方が画質が上になった(3)安売りをやりすぎて映画ソフトが値崩れを起こし、客が離れた−の3点を挙げる。20年9月の「リーマン・ショック」以降の不況で、DVDは家計出費の“削減対象”となっている事情もありそうだ。
販売用DVDの売り上げは12年ごろから急速に伸び、映画界ではその利益を見込んで洋画を買い付け、邦画を製作する体制が生まれた。しかし、DVDの不振で、今は劇場公開時の収入だけで全てを回収する必要がある。ある映画関係者は「洋画の極端な買い控えが起こり、一昨年のカンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)受賞作『白いリボン』ですら底値でようやく買い取られた状況。邦画も製作中止に追い込まれる企画が激増している」。
現状打開に業界は、ブルーレイの普及に期待をつなぐ。しかし、「ブルーレイソフトの急速な普及を望む洋画大手が、DVDのときと同じく、短期的にしか結果が出ない安売り攻勢に出ようとしている」との観測もあり、前途はやはり多難のようだ。

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110215/ent11021523100014-n1.htm

フルHD環境でBDを体験すれば、同じフルHD環境でDVDを見た時、あまりの「画質の悪さ」に驚くはずだ。
VHSからDVDへ切り替わった時と同じくらいのインパクトがあるのに、普及が進まないのは純粋に、BDの供給が遅いからだ。
BDより安く作れるDVDをいつまでも出しつつけてBDソフト供給が遅れてるから、折角PS3という優秀な普及型BDレコーダーがあるのに移行が進まない。
DVDは過去作と廉価版だけにして、新作は全面的にBD供給に切り替えればいいんだよ。
映画やアニメを「買う」層の人間は、画質が良いBDがあるのに、DVDを買うほど馬鹿じゃない。
買い控えでDVDの売り上げが落ちているのだから。
実際、アニメのBD化率が高いのは、この買い控えに気付いての判断だろうし。映画がやらないのは、供給側の怠慢だろう。
…そもそも、韓国作品ばかり流してるからじゃねーの?
韓国作品なんて買うのはオバハンだけだで、オバハンは画質なんて気にしないし、そもそもDVDとか買わないから。