gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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東電 電力供給4100万キロワットに回復、2火力再開で :日刊工業新聞

東京電力は5日、電力の総供給量が8日までに4100万キロワットまで回復すると発表した。富津火力発電所(千葉県富津市)、横浜火力発電所横浜市鶴見区)の一部の発電ユニットで定期検査を終え、5日に運転を再開。これに加え、8日までに被災した鹿島火力発電所茨城県神栖市)の一部が復旧。4日までの3850万キロワットから250万キロワットが上乗せされる。今後、被災した他のユニットの復旧を急ぐ。

http://www.nikkan.co.jp/news2/nkx1520110405qtyi.html

一番厳しい時期を、政府が無能無策でも国民(と企業)の努力で乗り切った、と言う感じ。
これからは他の停止していた火力発電所がどんどん復活してくるだろうし、点検停止中の原子力発電所が復帰すれば、夏までは節電しなくても済む可能性が高い。
問題は、夏。
政府は無能にも1時間の早期始業を求めたらしいが、ピークタイムである日中は高いままなのだから、全く解決になってない。
しかも、終業時間についてなにも手を打たなければ、そのままピーク時間が1時間早まり、1時間伸びるだけと言うオチに終わる。
初夏(6月下旬)までもう2ヶ月しか無いと言うのに、この段階で無策のままでは、本当に夏(7-9月)の大停電が避けられなくなりそうなんだけど…。
たまに勘違いしている人が居るけれど、オフィスの冷房はある程度は融通か利くけれど、工場の空調は品質に関わるのでカットできない。
人間の我慢でカットできる電力には限りがあるのだ。
だから国が音頭を取って、完全に昼夜逆転の夜シフトまでやらないと、夏は乗り切れないのだというのに…。