中国高速鉄道事故、信号機の製造メーカーが謝罪文を発表 2011/07/28(木) 16:31:07 サーチナ

中国高速鉄道、甬温線の信号設備の製造などを請け負った北京全路通信信号研究設計院有限公司は28日、浙江省温州市で今月23日に起こった高速鉄道の追突事故を受け、事故の死傷者やその家族に対する謝罪を発表した。新華社通信が報じた。
同社は、『7・23　甬温線における極めて重大な鉄道事故における死傷者およびご家族へのおわび』として、「わが社は、7月23日に甬温線で起きた極めて重大な鉄道事故で、国や人民の生命、財産を大きく損ね、深い悲しみを与えたことに対し、死傷者への深い哀悼の意と、死傷者、およびそのご家族への誠意ある謝罪の意を表する」と表明。今後、国務院の事故調査グループや鉄道省による事故調査に積極的に協力する方針を示した。
同社による謝罪は、上海鉄路局の安路生局長が28日、浙江省温州市で開催された、国務院による7・23甬温線特別重大鉄道交通事故調査グループの全体会議上で、今回の事故が、温州南駅の信号設備の設計上に深刻な欠陥によるものとの報告を受けたもの。安局長の報告によると、追突された車両が、雷による故障を機に、本来赤信号が点灯するはずの区間で、信号機が青信号を示すミスがあったと指摘。2009年9月28日から高速鉄道で投入した同社製の信号設備に問題があったと示唆した。（編集担当：青田三知）

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0728&f=national_0728_178.shtml

…どう考えても、ババ引かされたとしか思えないな。
高速鉄道自体の欠陥だと、輸出に大きな禍根を残すが、あくまでも周辺技術である信号機の問題なら、高速鉄道自体には問題が無いと言い張ることが出来る。
これは、運用システム自体の欠陥だったとしても同様である。
高速鉄道というシステムにおいて、影響の少ない機械の問題とするのが、「中国政府にとって」最も傷が浅いからだ。
そもそも、日本の新幹線には車間距離に応じて自動で速度調整し、必要なら自動停止する装置が組み込まれている。同じ技術が供与されている中国の新幹線にも搭載されている筈で、「信号機故障」が真の原因なら、衝突は発生しないのだ…。
つまり、そうした安全装置が搭載されていないか、手動で切ると言うありえない運用がなされていた訳で、最悪の場合は「高速鉄道自体の欠陥」と「運用システム自体の欠陥」のコラボレーションというオチすら…。
まあ、真実は中国共産党が崩壊するまで闇の中だろうね。