時事ドットコム：アジアの兵力削減に反対＝中国台頭に対処−米国務長官

【ワシントン時事】クリントン米国務長官は１６日、ワシントン市内で開かれた討論会で、財政赤字削減問題に関し、中国の台頭を踏まえ、アジア太平洋地域の前方展開兵力の削減に反対する考えを示した。
クリントン長官は「台頭する中国にどう対処するかという長期の課題に直面している時に、慌てて（同地域の）兵力を削減したり撤退させたりしてはならない」と指摘。米議会は国防予算の在り方について「責任ある議論をしなければいけない」と訴えた。（2011/08/17-07:30）

http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2011081700069

アメリカが軍縮の果てに太平洋にかかわる能力を失って、日本と韓国、そして東南アジア諸国が中国の支配下に落ちれば、日本というぶ厚い財布を失い、アジア太平洋地域でブロック経済圏を構成できるようになった中国は、アメリカに頼る必要の無くなって米国債なんて買わなくなる。
アメリカは、軍縮で浮いた金で借金返済を終える遥か前に、借り換え能力を喪失してデフォルトする以外の選択肢が無くなるだろうよ。
まあ、その前に再軍拡して中国敵視政策を進めるだろから、万が一にもそんな馬鹿なことにはならないと思うけど。