asahi.com（朝日新聞社）：東電、今年度５８００億円純損失に 火力燃料費かさむ - ビジネス・経済

東京電力の２０１２年３月期の決算（単体）は、純損失が５８００億円に上る見通しであることが２６日、わかった。東電の今年度の業績予想が明らかになるのは初めて。福島第一原発事故の処理費用や、原発の代わりに動かす火力発電の燃料費がかさみ、厳しい経営状況が続く。
東電が政府の原子力損害賠償支援機構とともに今月末にもまとめる「緊急特別事業計画」に、「収支見通し」として盛り込む。
見通しでは、営業収益（売上高）は前期比６００億円以上減り、５兆８００億円。営業費用が火力発電所の燃料費などで６２００億円増えるため、営業損益は、前期の３５６７億円の黒字から３３００億円の赤字に転落すると見込む。
原発の冷温停止などの事故処理費用を特別損失に計上するため、純損失は５８００億円近くになる見通し。８８４５億円の事故処理費用を計上した前期に比べて、純損失は６８００億円ほど減る。純資産は、前期末から５千億円以上減り、７千億円の見通しだ。

http://www.asahi.com/business/update/1026/TKY201110260600.html

なんで、赤字の上に、国から税金注入してもらわないと困る企業で、ボーナスが出るんだろう。
ＩＴ業界なんて、震災後の設備投資に予算が一気に薙ぎ払われて、大不況なのに。(インフラ系も手がけているSIerは忙しかったらしいが)
当然、ボーナスなんて「夏に続いて」期待できないんだが。
つくづく、ほどんど公務員みたいな業種って、思考が公務員なんだなぁ。