gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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“日の丸ロケット”世界へ−打ち上げ成功率95%、海外受注に照準:日刊工業新聞

日本の国産基幹ロケット「H2A」の信頼性が一段と高まってきた。9月の情報収集衛星を載せたH2Aの打ち上げの成功により、打ち上げ成功率は95%(19回打ち上げ、1回失敗)となり、世界トップ水準に達している。ただ、日本のロケットの累積打ち上げ回数はロシアや米欧などに比べケタ違いに少ない。今後は海外のさまざまな人工衛星の打ち上げ受注の獲得などにより、“日の丸ロケット”の存在感をさらに高めることになりそうだ。(編集委員・天野伸一)
日本初の本格的なロケットは1975年、宇宙航空研究開発機構JAXA)の前身の宇宙開発事業団(NASDA)が打ち上げた「N―1」ロケット1号機。当時は米国などから技術を導入し、搭載部品も海外製が多く使われた。純国産ロケットは94年に初フライトとなるH2Aの前世代機「H2」だ。それから7年後の01年に現在のH2A1号機が打ち上げられた。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720111101eaae.html

2001年の、1ドル120円の頃に開発されたH2Aは、その頃ですら価格競争力は、ギリギリだったのに、それから45円も円高になっている現状で、まともな価格競争力が有るはずも無い。
2009年打ち上げの、H2Bもロールアウト時は1ドル97円の頃。
その当時でも世界と勝負できるギリギリの値段と言われていたH2シリーズが、1ドル75円の超円高で勝負になるはずが無い…。