gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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国民唖然の「おから鉄橋」、中央政府が撤去を決定=中国 2011/11/14(月) 10:49:38 サーチナ

吉林省で進められていた白山市靖寧と撫松を結ぶ74.1キロメートルの鉄道路線で、完成した鉄橋が爆破撤去されることになった。中央政府・鉄道部が発表した。きわめて悪質な「おから工程(手抜き工事)」で作り直すしかないと判断した。中国新聞社が報じた。
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中国の公共事業では「おから工程」が多発している。多くの場合には発注側と施工業者が結託して浮いた費用を「配分」する構図で、数多い腐敗現象のなかのひとつのパターンだ。
「おから工程」に“慣れ親しんでいる”はずの中国国民を唖然(あぜん)とさせたのは、問題の鉄橋を作った業者が「鉄橋工事の資格も経験もない元調理師」だったからだ。
同路線の施工主は瀋陽鉄道局で、中国中鉄九局集団有限公司(中鉄九局)が建設を受注した。中鉄九局は区間ごとに下請け企業と契約した。一部は江西省南昌市に本社を置く“昌廈建設工程集団公司”が請け負った。
“昌廈建設工程集団公司”はさらに、担当部分の鉄橋建設などを一個人に「下請け」させたが、請け負ったのは元調理師で、道路建設などに従事した経験はあるが、鉄橋建設の資格も経験もなかった。同鉄橋は材料費を浮かせるため橋脚土台部分もコンクリートを使わず大小の石を突き固めていただけなど、「安全上の問題が極めて大きい」ことが分かった。
その後、「昌廈建設工程集団公司」は中鉄九局と契約しておらず、同社関係者になりすました何者かが、下請け工事の契約をしていたことが分かった。
問題が明るみに出たので鉄道部が同路線全体にわたって検査したところ、安全基準を満たさない部分が多数みつかった。鉄橋については、「元調理師が作った橋」を含め16カ所を全部爆破して、工事をやりなおすことになった。(編集担当:如月隼人)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1114&f=national_1114_040.shtml

…放っておけば、勝手に爆発するだろうに、わざわざ爆破しなくても…。
大体、中国製で安全なものの方が少ないんだから、危険だから爆破する、なんて方法を是としてしまったら、中国全土を、人民諸共に核で焼き払う以外の選択肢が無いではないか。
きっと、爆破処理をしなければならなかった16箇所って、検査を請け負った鉄道部へ賄賂が足りなかった下請けの建造したところだったに違い無い。
中国人が「安全」なんて贅沢の為に、既にあるインフラを爆破するなんてもったいない事するはずが無いのだから。



という冗談はさておき、中国人が「安全」を語るレベルに達するのは、あと半万年くらい必要。
それまでは、素直に「壊れるまで使う」で良いんじゃないの、と思わなくも無い。
どうせ崩壊して死者が出ても、今回の爆破費用以下の負担しかないんだから。