gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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韓国軍:空対地ミサイル発射失敗、5カ月間公表せず -Chosun Online | 朝鮮日報-

北朝鮮の海岸砲基地などを精密攻撃するため実戦配備された空対地ミサイル「SLAM-ER」が、今年6月の射撃訓練で、ミサイルの推進装置の欠陥により落下していたことが28日までに分かった。このミサイルの価格は1発170万ドル(約1億3300万円)。韓国空軍はこの事実を5カ月間隠し、再度の訓練で発射に成功した場面だけを、今月23日の延坪島砲撃事件1周年に合わせて公開したことが判明した。
韓国政府の関係者らによると、空軍は6月15日、西海(黄海)上空でSLAM-ERミサイルを韓国空軍の主力戦闘機F15Kに搭載し、射撃訓練を実施した。問題のミサイルは、発射直後は予定通りの軌道を飛行したが、目標に接近できず、西海に落下した。韓国空軍は、いまだにSLAM-ERの残骸を発見できていない
韓国政府の関係者は「ミサイルの発射場面を撮影した映像資料を基に原因を分析した結果、推進装置の異常という暫定的結論を下した」と語った。続いて空軍は、2日後の6月17日にSLAM-ERの射撃訓練を再び実施し、成功した。SLAM-ERの実戦訓練は、2008年から現在までに合わせて3回行われた。SLAM-ERは米国ボーイング社製で、射程距離が約280キロあり、現在韓国空軍が戦闘機に搭載できる空対地ミサイルの中では射程距離が最も長い。
チョン・ヒョンソク記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/11/29/2011112900432.html

この「SLAM-ER」ってのは、ハープーン対艦ミサイルを空対地ミサイルに改造したヤツで、ERはその最新型に該当する機種。
F15Kのウリの一つが、米軍のE型でも運用できない、この長射程空対地ミサイル(と改造元のハープーン対艦ミサイル)を運用できるという物だったのだが、周波数帯の問題で、携帯電話と競合しているというオチが付いている。
韓国の発表では「推進装置の異常」と言うけれど、朝鮮人は「責任逃れの為ならどんなバレバレな嘘でも平気で付く」から、わざわざ5ヶ月も隠蔽していた事もあわせると、実際には、もっと酷い理由なんじゃないかと。
…この記事によると、事故が起きたのが5ヶ月前。つまり、今年の「6月」で、「残骸を発見できていない」そして、

去る6月初めに米国を訪問した防衛事業庁の高官にF - 15Kの核心装備である"タイガーアイTiger Eye)"を韓国が無断で分解した疑惑を提起した"と話した。

http://www.korea104.com/soc/2011/11/post-31.html

このタイガーアイは、LANTIRN(夜間低高度赤外線航法及び目標指示システム)を発展改良した最新の高機密装備で、この「SLAM-ER」の精密誘導に関わる重要な機能持っている。
アメリカ製の最新空対地ミサイルの「事故によって喪失・残骸すら不明」と、その空対地ミサイルを精密誘導する、ブラックボックスとされた探査システムを「誤って分解」してしまう話が、「同時期」に発生した事になる。
…そりゃ、アメリカさんマジでキレるだろう…。